本文へスキップ

在宅復帰に向けてリハビリの専門スタッフが支援します。

お問い合わせTEL.011-873-2345

〒003-0869 札幌市白石区川下577-9

ぼだい樹通信 【202号】

ようやく蒸し暑い夏も終わり、過ごしやすい季節となってきました。
ぼだい樹では、9月の動物園外出が今年最後の外出行事となります。寒くなる前に、外出やお散歩などで、外の空気を満喫しておくのはいかがですか♪


【マイナンバー制度スタート】
マイナンバーは、社会保障、税、被害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されます。
今年10月以降、住民票の住所地にご自身のマイナンバーが記載された「通知カード」が送付されます。やむを得ない理由により住民票の住所地で受け取ることが出来ない方は居所情報登録書を8月24日〜9月25日に住民票のある住所地の市区町村に持参又は郵送して下さい。申請書はお近くの市区町村、総務省ホームページなどで入手又はダウンロードできます。


【衣替えのお願い】
夏も終わり、お年寄りには毎晩の風が冷たく感じられる季節になってきました。
衣類をご用意して頂いている方々は随時衣替え、タンスの整理をお願い致します。
※ご持参される衣類全てにお名前の記載をお願い致します。

10月誕生会のご案内

日 時:平成27年10月21日(木) 15:00-15:45
   ー1階と2階の合同誕生会ー

場 所:娯楽室にて
   ーご家族様の参加をお待ちしておりますー

土用事務のお知らせ

 9月 5日 お  休  み
 9月12日 介護支援専門員 1名
 9月19日 1F 支援相談員 1名
 9月26日 2F 支援相談員 1名
10月 3日 お  休  み
10月10日 2F 支援相談員 1名
10月17日 介護支援専門員 1名
10月24日 お  休  み
10月31日 事 務 職 員 1名

◎都合により出勤日、担当者が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

10月行事

【ゲーム大会
1階と2階フロア共同で開催:10月28日 時間調整中


秋を感じる季節となりました。
食欲の秋、読書の秋…“スポーツの秋”ということでぼだい樹では10月行事にフロア別でのゲーム大会の開催を予定しております。

肌寒く感じるこの季節に、心も体も暖かく感じるような楽しいゲーム大会にしようと現在内容を検討しております。

内容等につきましては詳細が決定次第、施設内掲示物でお伝え致します。

行事ご報告

夏祭り
7月30日、恒例の夏祭りの開催は今年も“社会医療法人共栄会”全体での開催となり、トロイカ病院正面玄関前での開催となりました。

昨年と同様に焼きそば・焼き鳥・フランクフルトなどのお祭りには欠かせない食べ物から、かき氷やプリン等のデザートを楽しめるものや、射的やくじ引きなどの露店が立ち並び雰囲気はお祭りそのものでした。アトラクションでは会場中央に設置された太鼓演奏で皆さんが思い思いに踊りをされたり手拍子を取ったりと楽しそうで印象的でした。たくさんの露店やアトラクションがあり、時間内に会場内の全てをまわりきれなかった、という方もいらっしゃるかもしれませんが、それもまた一興とも思います♪
今年も参加してくださいました沢山のご家族様、本当にありがとうございました!
また来年の夏祭りも是非お楽しみに!


スイカ割り
8月21日・27日と昨年好評をいただいたスイカ割りを今年も開催しました。

8/27はあいにくの雨模様のため室内での開催となりましたが、屋外でも屋内でも本物のスイカとパラソルなどで雰囲気は抜群!皆さんでたくさん声を出して、たくさん笑って、美味しくスイカもいただいて…
秋を迎える前の夏の思い出にと、とても楽しい時間を過ごすことができたと思います。



高齢者の肺炎

高齢化社会を迎えて、肺炎予防の重要性が増しています。

抗菌薬の発達にも関わらず、肺炎は全死亡原因の第4位、高齢者に限ってみると第1位です。高齢者肺炎の殆どは、誤嚥による肺炎であり、よく繰り返すことから、単に肺炎を治療するだけではなく、予防することが重要になります。
肺炎による死亡は60代では10万例あたり5人程度ですが、80代では10万例あたり約70〜160人で10倍以上になります。85歳以上では、10万人あたり年間2000人以上が肺炎で死亡し、毎日200人以上が肺炎で治療されていると推定されます。

誤嚥性肺炎は、嚥下機能障害のために、咽頭、副鼻腔、歯周、口腔に常在する病原体が、唾液などの分泌物とともに気道に入り込み、肺炎を発症したものです。この場合は食事の誤嚥ではなく、夜間寝ている間に知らず知らずのうちに飲み込まれる不顕性誤嚥が原因になることが多いようです。
不顕性誤嚥は、特別な現象ではありません。元気な高齢者であっても、夜間は嚥下機能が低下するため、容易に誤嚥してしまいます。とくに,鎮静薬,抗精神薬などの薬を服用している場合は、嚥下反射が抑えられ、不顕性誤嚥をおこしやすいものです。加齢とともに、のどぼとけの位置は下がり、嚥下のときにのどをふさぐのに時間がかかるようになるからです。
しかし、不顕性誤嚥のすべてが肺炎を発症するわけではなく、軽度の炎症であれば、そのまま治癒します。むせているからといってすぐに絶食にして予防する必要はありません。しかし、体位変換ができない場合や重症肺気腫などでは、容易に気道閉塞が生じて肺炎発症を助長します。つまり、不顕性誤嚥が肺炎に結びつくのは、宿主の免疫機能や肺機能の低下、体位変換能力の低下などが背景としてあり、深く関わっているといえます。

誤嚥性肺炎は適切な抗生物質の投与で治ることが多いものです。ただし、肺炎の原因である不顕性誤嚥が減らなければ、一旦改善した肺炎が悪化します。そこで、誤嚥を減らす予防策が重要となります。仰向けに寝かせて放置していると誤嚥が悪化するので、頭部や上半身をベッドで高くしたり、口腔ケア等を行うと有効です。口腔ケアは、肺炎の原因となる口腔内の病原微生物を減らし、その結果として肺炎を減らすのに有効です。たとえ歯がなくともブラッシングをしましょう。栄養状態の低下、筋力の低下、意識レベルの低下が誤嚥を増やすため、日頃よりこれらに対処しておきましょう。嚥下反射あるいは咳反射を高めておくことは、誤嚥予防、肺炎予防に役立ちます。加齢と共に増える不顕性誤嚥を完全になくすことは困難ですが、出来ることから始めていきましょう。


季節行事・レクリェーションの目的と効果

<季節を感じて暮らす楽しみ>
認知症の方には「見当識障害」がおこると言われます。「今、ここ、私」がわからなくなるのです。レクリェーションに行事や季節感を取り入れることは、お年寄りが今の季節を認識することにもなります。

<昔の記憶を引き出してお互いを知る>
生まれ故郷の話、物がなくても心が豊かだったあの頃の話、そんな話をする時、お年寄りの目はキラキラと輝いています。同じ世代を生きた共通体験を引き出し、懐かしさや思いを共有することにより、お互いを知る関係づくりを支援することができます。

<精神的な安定と喜びを生む>
慣れ親しんだ季節行事(お花見、お盆、お正月等)にふれることは、お年寄りに精神的な安定を生み、昔を振り返るきっかけになります。そして「又、この日を迎えられた」という喜びをもたらします。

<「ハレ」と「ケ」の両方楽しむ>
「ハレ(晴れ)」は儀礼や祭りなどの「非日常」を、「ケ(褻)」は普段の生活である「日常」を表しています。施設においては、お年寄りが自発的に選択したレクリェーションで「ケ」の日々を過ごし、月に一度皆で季節や行事の「ハレ」の日を楽しむ、この位のバランスが理想的です。

<スポットライトを浴びる舞台をつくる>
今まで出来ていたことが出来なくなってしまう、身近な人を失う、そんな様々な喪失体験を経て、自信や意欲をすっかりなくしてしまうお年寄りは少なくありません。自分にスポットライトが当たり注目を集める、皆が祝ってくれる、レクリェーションでそのような機会を設けることが、お年寄りの自信回復につながります。

<ニーズに合わせたレクリェーションを>
介護現場におけるレクリェーションは主に「関係づくり支援(皆と楽しく過ごす、友人、スタッフと話をしたい、皆の話を聞きたい)」・「自己実現・自立支援(達成感を味わう、役に立ちたい等)」・「身体機能維持、向上(体操、ゲーム、リハビリ)」・「認知症予防・脳活性化(脳トレ、回想)」の4つの目的が挙げられます。レクリェーションの時間をもつ時はお年寄り個々の「個別性」「選択肢」を最優先しなくてはなりません。個々のニーズに合わせて行うことが重要です。


【編集後記】

朝・晩涼しくなり、季節の変わり目を感じています。

入所者様にとっても実りの秋です!

旬のお食事で体力をつけ、体調管理に努めていきたいと思います。

(編集委員)


社会医療法人共栄会
WEBサイト札幌トロイカ病院

https://www.kyoueikai.or.jp/