本文へスキップ

在宅復帰に向けてリハビリの専門スタッフが支援します。

お問い合わせTEL.011-873-2345

〒003-0869 札幌市白石区川下577-9

ぼだい樹通信 【130号】

日中の陽射しはまだまだ暑いのですが、朝晩の涼しさに秋の気配を感じる季節になりました。
体調を崩しやすい時期なので、皆様も十分にご注意下さい。


【面会時のご協力とお願い】
報道等でご周知の通り、厚生労働大臣より「新型インフルエンザについても本格的な流行がすでに始まっている可能性があり」というコメントの発表がありました。
当施設においては、施設内に病原体を持ち込まないために、全職員にうがい・手洗いの励行を徹底させておりますが、ご面会等で来所される皆様にも下記の事項につきまして、当面の間ご協力を宜しくお願いします。

1.来所時に玄関で手指の消毒をお願いします。
速乾性の消毒液をご用意しておりますので、ご使用ください。なお、使用時は手の水気を十分取ってから、適量を手に取り、擦り込んでご使用ください。

2.出来るだけマスクの着用をお願いします。
現在、全国的にマスクの需要が高く、当施設でも備蓄が不十分な状況にあります。
恐れいりますが、次回の来所時からは、なるべく各自マスクをご持参いただけるようお願いします。

3.体調の優れない方は、ご面会をお控え下さい。
発熱、せき、鼻水、下痢などの症状がある方は、ご面会をお控えください。
施設内感染防止のため、以上につきまして皆様のご理解、ご協力を宜しくお願い致します。

土曜事務のお知らせ

 9月12日 1F 支援相談員 1名
 9月19日 介護支援専門員 1名
 9月26日 2F 支援相談員 1名
10月17日 1F 支援相談員 1名
10月24日 お  休  み
10月31日 2F 支援相談員 1名

◎都合により出勤日、担当者が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

10月行事

■10月07日:豊平川さけ科学館(札幌市南区真駒内公園2−1)
■10月28日:車窓から紅葉狩り
(行き先検討中)

豊平川さけ科学館では、
サケの仲間や豊平川の淡水魚などの飼育展示を、はじめサケの生態についてのパネルや映像上映等があり、
サケや豊平川に関する様々な情報を学べる施設です。

全員参加ではなく限られた人数での社会見学となりますので、ご了承下さい。
尚、参加メンバーについては個別にご家族さまへご連絡致します。

また、28日は施設内で『ぼだい樹行事のスライドショー』を予定しています。

行事ご報告

夏祭り
今年度の夏祭りは、ぼだい樹のみでの開催でしたが
学生ボランティア、なによりも多数のご家族様のご協力を頂き盛大に行うことができました。

入所者様もいつもとは違う雰囲気を味わえ、
「楽しかった。」
「来年も楽しみにしているよ!」
という感想が多く聞かれました。

なかでも一番の盛り上がりを見せたのが、
『北海伝承芸能ひょっとこ踊り保存会』の方々をお招きし踊りを披露して頂いた
『ひょっとこ踊り』です。

色々な表情のひょっとこやおかめの面をかぶり音楽に合わせて腰を振りながら踊る姿に、入所者様をはじめ皆様とても楽しんで頂けたのではないでしょうか。

出店は入所者様が食べやすい物を提供させて頂きました。
牛乳もちや
フライドポテト、
チョコバナナ
を食べ過ぎてお腹が一杯と笑顔がたくさん見られました。

来年は札幌トロイカ病院と合同で実施予定となっています。
来年もぜひ多くのご家族様に参加して頂き、盛り上げて頂けたらと思います。


特集 敬老の日

当施設でも9月9日(水)に敬老会が開催されました。
9月21日(月)の『敬老の日』にちなんで、敬老の日について様々なことを調べ、特集を組みました。
ご覧下さい。

◎敬老の日ってなぁに?
社会のために長年働いてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日。
昭和29年に制定された『としよりの日』が昭和39年に『敬老の日』と改められました。
さらに、昭和41年に国民の祝日法が改正され、「長年にわたり社会貢献されてきた高齢者を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨として、国民の祝日となりました。
従来は9月15日を敬老の日としていましたが、平成13年の祝日法改正により9月の第3月曜日となりました。
(ちなみに、現在9月15日は『老人の日』、同日から1週間を『老人週間』となっています。)

◎由来
1、 旧暦9月9日は菊の節句と言われ『菊花酒を飲んで長寿を願う』という風習から
2、 聖徳太子が悲田院(現在の老人ホーム)を建てた日が9月15日であったため
3、 お酒が流れる滝を見つけた美濃の孝行息子がおじいさんにお酒を飲ませてあげた話を聞いた元正天皇がその地に行幸し、その息子を役職に抜擢し年号を養老に改元した話から

いずれの説もお年寄りを大切にする心は、昔も今も変わっていないことを教えてくれます。
敬老の日は、感謝の気持ちを伝えるのにはいい日かもしれません。

◎長寿を祝う節目について(※ぼだい樹の敬老会では満年齢でお祝いしています。)
・ 還暦:数えで61歳〜ちょうど自分が生まれた年にかえってくるため還暦といい、『生まれなおす』としてお祝いをします。赤ちゃんの赤、魔よけの赤にちなんで赤い品物を贈る風習があります。
・ 古希:数えで70歳〜中国の詩人杜甫の詩句『人生七十古希稀なり』にちなんで。
・ 喜寿:数えで77歳〜喜という字の草書体が七十七に見えるところから。
・ 傘寿:数えで80歳〜傘という字の略字が八十と書くところから。
・ 米寿:数えで88歳〜米という字をバラバラにすると八十八になるところから。
・ 卒寿:数えで90歳〜卒の略字『卆』が九と十に分解できるところから。
・ 白寿:数えで99歳〜百という字から一を引くと白になるところから。
・ 百賀:数えで100歳〜100歳を百賀の祝い101歳を百一賀の祝い。
それ以降は毎年お祝いをします。

昭和30年の平均寿命は
・男性63歳
・女性67歳
でした。

現在の平均寿命は
・男性79.29歳
・女性86.05歳(2009年7月16日、厚生労働省発表)
です。

ちなみに
ぼだい樹の平均年齢は
・男性76.31歳
・女性85.29歳
です。

皆さんこれからもお元気に長生きして下さい。


リハビリより

〜生活リハビリについて

●生活リハビリとは
日常生活において、ご自身で行えることを少しでも増やす、又は安定して行える様に生活場面での練習を行います。また娯楽活動や軽作業を通して生活のメリハリをつける、楽しみを得るといった活動性を上げる援助を行います。


・PT(理学療法士)
・OT(作業療法士)
・ST(言語聴覚士)
のリハビリスタッフが行う場合には
「リハビリ」

入所者様の担当介護士・看護師が日常生活場面で行う場合を
「生活リハビリ」
と称しています。

●施設での取り組み例
☆身体機能
・立ち上がり練習、ボール投げ、ラジオ体操、前かがみの保持等
 〜動作の学習、下肢筋力の低下防止、バランス訓練、転倒リスク軽減。
・手つなぎやサークル歩行等の促し
 〜歩行機会の確保、下肢筋力低下防止。
・髪をとかす、手まねき運動など
 〜上肢や手関節の運動、日常生活動作の反復。
・口腔清拭、表情筋マッサージ、唾液線マッサージ
 〜口腔機能維持。
他、リンパマッサージや関節拘縮防止運動等

☆精神機能
・タオル畳み、テーブルの片付け
 〜役割の獲得、活動性向上。
・ぬり絵、絵手紙、興味のある本の提供
 〜活動性向上、楽しみの獲得、仲間作り。

外出泊の検討に必要な日常生活の動作(着替えや排泄)、移動動作の練習等も行っております。
外出泊時に不安に思っている事、以前困った事などについても、ご相談頂ければ日常生活リハビリに組み込む事が可能です。


【編集後記】

『食欲の秋』
『スポーツの秋』
『読書の秋』
と色々な秋がありますが、

私には食欲の秋です!!!
体重計を気にせずに今日もついつい食べ過ぎてしまいました。

(編集委員)


社会医療法人共栄会
WEBサイト札幌トロイカ病院

https://www.kyoueikai.or.jp/



サイトマップ - 社会医療法人共栄会