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生活能力の維持回復に向けた居住支援、地域生活へ結びつく就労支援を行う福祉環境

入所希望の方 >相談員対応 011-873-1259(平日9:00-17:00受付)
医療福祉関係 >地域連携室 011-873-7789(平日9:00-17:00受付)

活動の様子 ご紹介

山 河(さかえ〜るへ統合2010年6月まで

| バックナンバー | 「山河」とは...日本語サンガと、サンスクリット語 sangaの、意味を掛けて命名されました。


援護寮 三心館

入居施設[地域移行型指定共同生活援助事業所(介護サービス包括型)]

〒003-0869 札幌市白石区川下2576番地6
受付9:00-17:00 > 011-874-2031

◇ニュース◇

プログラムを充実・強化
1年弱で定員近くの入所者へ

三心館は平成16年7月オープン、間もなく1年を迎えようとしております。
1年を目前に入館者も30人を超え定員の39人に近くなってきました。スタート当初はやや不慣れだった職員、メンバーさん、共にいずれも生活訓練施設での生活に徐々に慣れ、活動は日を追う毎に活発になってきています。

現在、三心館で暮らしているメンバーさんのプロフィールを紹介しましょう(6月1日現在)。在籍は33人で、男女別は男性25人、女性8人です。年齢別で見ますと、30代7人、40代5人、50代10人、60代10人、70代1人−と50代と60代の利用者が最も多くなっています。33人の方々は入館後、退院後の生活リズムをまず作るため、札幌トロイカ病院のデイ・ケアおよびナイト・ケアに通所していただきながら、三心館としては生活指導を中心に実施してきました。同時に、スタート当初から利用者一人一人に対し、ケアマネジメントを実施することを必須としてきましたので、同マネジメントを入館当初に作成、それに沿い、種々の取り組みを行ってきています。指導プログラムについては当初、種々の試行錯誤もありましたが、現在では大きく次の3〜4点に集約されます。@食事、A金銭管理、B人間関係・仲間作り、Cその他(身の回りの整理・整頓、整容、健康管理など)。「清掃プログラム」「個別料理教室」など、すでに具体化されたものもありますし、現在具体化しつつあるプログラムもあります。

入館後、一定期間を経て、生活リズムが整い、外部のサービスを利用可能な方については、主治医とも相談の上、外部の資源も積極的に活用しています。具体的には、小規模共同作業所通所のほか、最近では通所授産施設の「こぶし館」利用の方も出てきました。いろいろな意味で活動は活発化していますので、次に続く方も増えていくと思われます。社会復帰施設および在宅サービスは今年から来年にかけて「自立支援給付法」のスタートで、従来の仕組みが大きく変わろうとしていますので、当三心館でも柱となるケアマネジメントの手法採用等、今後も積極的に対応する方針です。

家族会も第1回家族会を今年2月に開催、今後も年に複数回開き、家族・関係者ともども地道な生活訓練を基盤に社会復帰に向けた歩みを続けていきます。

◇近隣散策◇

ぶらり 就労支援ゆうゆう作業所へ
「ゆうゆう共同作業所」は平成13年1月に開設されました。

地下鉄白石駅から徒歩5分ほどで、交通の便がとても良い場所にあります。日常、種々の軽作業に協力して取り組みながらも、皆で行楽に出かけたり、またレクリエーションを楽しんでみたり、時にはスポーツに励む事もあります。利用されている方々は、この様に皆メリハリのある生活の中、活き活きとして社会復帰を目指しています。

現在の作業の柱として、
@ 下請け作業(釣り餌のパック詰め、箱折、シール貼りなど)
A 手工芸品製作(籐製品、和紙製品など)
B ショップでのリサイクル品等販売
(市内の他作業所からの委託販売品、オリジナル製品の販売、リサイクル品等の販売等)−となっております。

この他、件数は少ないですが、厨房にて食事を作り近隣アパートへの配食サービスも実施しております。
スタッフは所長以下3名体制で指導・運営しております。同所長は「メンバーさんそれぞれのペースに合わせ、何事もスタッフ、メンバー相談しながらやっていく様にしています」と話しておられます。

ゆうゆう共同作業所の活動の中でも恒例行事となっているのが「ゆうゆうバザー」です。
メンバーや職員、関連施設職員等へも協力を頂き、まだ使える日用品や雑貨、電化製品、本や雑誌、衣料服飾品等の豊富な品々が揃い、その格安な値段にはいつも驚かされます。
ゆうゆうバザーは、およそ年4回ほど開催され、当日はメンバーさんを中心に関連施設職員、近隣地域の住民の方などで大変にぎわいます。

◇行事報告◇

フルート演奏会 〜 土居一朗さんをお招きして 〜
4月20日(水)、三心館としては初めての演奏会がありました。

今回はフルート演奏で、苫小牧市在住の土居一朗さんをお招きしました。
土居さんは、昭和音楽大学音楽学部フルート科を卒業。その後、病気のため演奏活動を一時休止していましたが、札幌デイ・ケアセンターや授産施設などに通いながらフルートの演奏を再開、今年2月には道議会議場コンサートで腕前を披露した方です。
今回も三心館の招きに快く応じて頂きました。

当日演奏していただいた曲目は、フォーレの「夢のあとに」やグノー「アベ・マリア」など、アンコールを含め計7曲。いずれもテレビのCMで流れたり映画音楽などでも多用されている有名な曲で、メンバーさんはとても楽しそうに聴き入っていました。演奏終了後には茶話会ということで土居さんやゲストを囲んで、懇談の時間も設けました。各テーブルでは音楽談義などを中心に話の花が咲き、参加者は有意義な時間を持ちました。

◇お知らせご報告◇

|1|
ニュースでお知らせした様に、満室が近づいています。現在も入所相談や見学希望等が相次いでおりますが、場合によっては入館について待機をお願いする事があるかもしれません。その節は事情を勘案の上、ご協力をお願い致します。

|2|
6月〜7月に定期の避難訓練を予定しています(隣接施設、高齢者グループホーム「まいホーム川下」と合同)。決まりましたら、ご協力等、よろしくお願い致します。



編集後記

さかえ〜る広報委員

第2号をお届けする季節となりました。

三心館では、共に生活訓練する仲間もお陰様で30人を超え、毎日何かと大賑わいです。

社会復帰という大きなテーマですが、
メンバーさん、職員、そしてサポートして頂く関係者共々、
焦らずに張り切っていきましょう。

三心館 編集担当


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就労継続支援 B型

  1.   ゆうゆう作業所

共同生活援助(グループホーム)

  1.   援護寮 三心館
  2.   援護寮 米里館
  3.   援護寮 元町館
  4.   援護寮 南郷館

共栄会Webサイト


https://www.kyoueikai.or.jp/