<新しい後期高齢者医療被保険者証について> (ご持参・ご郵送のお願い) 先月もお伝えしておりますが、厚生労働省及び北海道後期高齢者医療広域連合の通達により、医療費窓口負担割合の見直しに伴って、令和4年10月1日から使用できる「後期高齢者医療被保険者証」が新たに交付されております。まだご持参・ご郵送いただいていない方は早急にご対応をお願い致します(医療被保険者証については受診の際などに医療費の助成が受けることができなくなります)。 |
9月14日(水)に「ご長寿を祝う会」を実施致しました。
各フロアにて喜寿や米寿などから最高齢“百四賀”までの賀寿の祝い(数え年)、入所者様全員の長寿のお祝いをしました。
表彰の後には昨年も好評だった1年間の記録を撮り溜めたスライドショーと職員によるハンドベル演奏の余興を行い、皆さまに楽しんでいただきました。
[紙面通信にて写真掲載] |
前回8月号で熱中症についてお話させて頂きましたので、
今回は暑い夏が終わり涼しく過ごしやすい秋に起こる体調不良『秋バテ』についてお話していきたいと思います。
秋バテの原因
秋バテの主な原因は自律神経の乱れです。
自律神経は循環器や消化器などの活動を調整している神経で、活動時(昼間)に活発化する交感神経と、安静時(夜)に活発化する副交感神経があります。この自律神経の働きが乱れてしまうことで私たちの体にさまざまな不調が現れるのです。
特に夏から秋にかけては【急な気温の変化】【朝晩の寒暖差】【夏の過度な冷房の使用】【夏の疲れの蓄積】これらが原因で自律神経が乱れさまざまな不調が現れるのが秋バテです。
秋バテの症状
・体がだるい、疲れやすい
・やる気が出ない
・便秘や下痢
・胃もたれ、食欲不振
・朝すっきり起きれない
・めまい、立ちくらみ
・肩こり、頭痛
など
秋バテの予防
・食事は温かいもの、飲み物も常温や温かいものを摂るようにする。
・バランスの良い食事を心がける。
・入浴はぬるめの湯にし、ゆっくりとつかる。
・日中と夜の寒暖差が大きいので、外出時には着脱しやすい上着などで体温調節する。
・就寝時は気温に合わせてパジャマや掛け布団を選ぶ。
・睡眠をしっかり摂り、生活リズムを整える。
・30分程度の散歩や、ストレッチなどの軽い運動を続ける。
秋といえば食欲の秋です。たくさんの美味しい秋の味覚があります。秋バテになりせっかくの秋の味覚を楽しめないことになったら悲しいですよね。皆さんも規則正しい生活を心がけ秋を楽しみましょう。
秋の行楽シーズン到来
コロナ規制も徐々に緩やかになり、秋の行楽シーズンに向けて旅行予約サイトなどでは、予約件数が前年同期比で1.5倍と回復傾向にあるようです。皆さんもそろそろ感染対策をしつつ、どこかに出かけようかと計画したくなりませんか?今回は日本でも珍しいタイプの秘境をご紹介します。
青森にある日本最大の砂丘
日本で砂丘といえば「鳥取砂丘」がすぐ頭に浮かびますが、実は日本一広い砂丘は青森にある「猿ヶ森砂丘」というところです。場所は下北半島の東側海岸線にあり幅は東西約2キロ、長さは南北約17キロで、鳥取砂丘のおおよそ3倍の広さといわれています。
圧倒的知名度の低さ
猿ヶ森砂丘は日本最大の砂丘でありながらほとんど知名度がありません。その理由は防衛省の外局である防衛装備庁が土地の大半を使用していることが挙げられます。どのように使用しているのかというと、自衛隊が使用する新しい武器や兵器の試験場として使っているからです。猿ヶ森砂丘は非常に広大な砂丘であるため、とても遠くまで見渡すことが出き、火器の射撃試験等に適しているといわれています。そのため地元では「下北試験場」と呼ばれているそうです。
観光はできるの?
砂丘の大半が自衛隊の敷地であり、国家機密クラスの試験が行われているため一般の観光客は近寄ることすらできません。しかし大半が自衛隊の敷地といっても砂丘の両端には一般の方でも観光できる場所があるようです。立ち入りが許されている北端(尻労)しっかり、と南端(小田野沢)おだのざわ、では比較的南側の方がアクセスしやすいといわれています。
最大の砂丘を堪能
南端の小田野沢からだと眼前にどこまでも広がる砂丘の風景を楽しむことができます。また猿ヶ森砂丘の砂は石英粒という成分が65%で不純物が少ないことにより、踏みしめるとキュッキュッと鳴るそうです。さらにヒバの埋没林を散策することができたり、大小20個の砂丘湖を見る事ができたりと見どころ満載なエリアです。
最後に
観光の為に足を踏み入れるには若干ハードルの高い猿ヶ森砂丘ですが、皆さん興味が湧いてきませんか?広大な砂丘の一大パノラマを眺めながら、悠久に続く自然の営みに思いを馳せてみるのもいいかもしれませんね。
思うように新型コロナウイルスの感染者数が下がりきらず、我慢の日が続いています。
いつかコロナが落ち着いたらあれもしたい、これもしたい、と思う日々です。
今は職業柄安易に遠出できない身ですが、いつかまた大好きな旅行をしたいと思います。
(編集委員)
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