この度お送りいただいた「後期高齢者医療被保険者証」につきましては行政の通達により、窓口負担割合の見直しに伴って有効期限が令和4年9月30日までの短いものとなっております。 10月以降に使用できる新しい後期高齢者医療被保険者証は9月中に新たに届く予定とのことです。 その際には再度ご持参・ご郵送をお願いすることとなり、重ねてお手数をおかけしますが皆さまのご協力をお願い致します。 |
7月6日(水)、13日(水)はフロア毎にそれぞれ“夏のお楽しみ会”を行いました。
例年恒例の法人全体での夏祭りが開催できない分、
景品付きのゲームコーナーやヨーヨー釣り、盆踊り等を用意し思い思いにお祭りの雰囲気を味わっていただけるような場とし、今年も大変好評をいただきました。
昔を懐かしみながらヨーヨーで遊ぶ方、
BGMの北海盆歌に合わせて太鼓を叩いたり、
踊られる方...
と本当に皆さま思い思いにお祭りを楽しんでいらっしゃいました。
一向にコロナウイルスの終息は見えていませんが、そのような中でもこうした一つひとつの楽しい思い出が皆さまの心に残れば良いなと思っております。
[紙面通信にて写真掲載] 天気に恵まれたフロアーの中庭での特設会場や広いホール(ディスタンスOK)を活用しての特設屋内会場と、誰もが懐かしワクワクしてしまう、お祭り当日となりました。まだ続くこの夏も楽しみましょう。 |
今回は熱中症・熱射病・日射病の違いや、その簡単な予防方法や実際にかかってしまった時の対処法・応急処置などについてまとめました。
まず熱中症とは屋内・屋外を問わず高温や高湿等の環境下で身体が適応障害を起こした状態の総称のこと。
そして熱中症は、その症状の度合いにより以下のように分類されます。
・熱失神(T度、軽症)⇒めまい、一時的な失神、顔面蒼白、脈は速く弱くなる
・熱痙攣(T度、軽症)⇒筋肉痛、手足がつる、筋肉が痙攣する
・熱疲労(U度、中等症)⇒全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下
・熱射病(V度、重症)⇒体温が高い、意識障害、反応が鈍い、言動が不自然
ご覧の通り、熱中症の症状の一つが熱射病です。
・熱射病⇒高温多湿の作業環境で発症した症状。
・日射病⇒太陽光の直射が原因で発症した症状。
近年では発症のメカニズムが同じである事から『熱射病』に統一されつつあるようす。
〜どんな時に救急搬送しますか?〜
連日のニュースが伝えている通り、熱中症は死に至るケースが稀ではない症状です。
救急車を呼んだら、単なる夏バテでした。なんてことは避けたい所ですが、外傷があるわけでもない熱中症の場合軽症なのか重症なのか判断が難しいものですよね。
今すぐ救急車となるかどうかの一般的な判断は意識がハッキリしているかどうかが重要となってきます。
会話が成り立たない(呂律が回らない)自分で飲み物を飲めなかったり等、意識がもうろうとしているようなら、迷わず119番通報 です。
〜応急処置〜
@涼しい場所に移動させ、衣服を緩める。
・ベルト、ネクタイ、ボタン等身体を締め付けるものを外す
・涼しい場所が近くにない場合はとにかく日陰を作り、うちわ等で仰ぐ
A身体を冷やす
・冷やすポイントは『首の前の部分』『脇の下』『足の付け根』の3か所(太い血管が体表付近を通っている箇所)
・保冷剤等がなければ冷えた缶やペットボトルで代用。いずれにしてもハンカチやタオル等で包んで使うようにする
B飲水(あればスポーツドリンク)
・冷たい物を一気に飲ませ過ぎると胃痙攣を起こす可能性もあるので注意
・水だけを大量に飲み過ぎると体内の塩分濃度が薄まる他、尿としても水分が排出され、脱水症状を引き起こす可能性がある
・塩分の補給には味噌汁やスープなど塩気が感じられる飲料が適していると言われています
厚生労働省は7月25日、天然痘に似た感染症「サル痘」の感染者(30代男性)が東京都内で確認されたと発表しました。
1. サル痘とは
サル痘は1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)で、初めてヒトで感染が確認された比較的新しいウィルス感染症です。中央アフリカから西アフリカにかけて猛威を振るうこの感染症は、日本では感染症法上の4類感染症に指定されており、集計の開始された2003年以降、輸入例を含めサル痘患者の報告はありませんでした。
2. 症状
発熱、強い頭痛、リンパの腫れ、筋肉痛、倦怠感のほか1〜3日後には水疱が顔に出現しその後全身に広がります。健康状態によっては合併用を引き起こし重症化します。
3. 感染経路
サルやウサギなどウィルスを保有する動物との接触によりヒトに感染する。また、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触、長時間の飛沫暴露や患者が使用した寝具との接触により感染します。
4. 潜伏期
通常7〜14日間(最大5〜21日)
5. 診断と治療
水疱など病変の検体を用いたPCR検査による遺伝子の検出で診断します。現時点で発生した症状を鎮静化する対症療法しかありません。
6. 予防と今後の対応
流行地に行かないことはもちろんですが、従来の天然痘ワクチンによって85%の発症予防効果があるといわれています。そして確かな情報を共有し必要以上に騒がない事が大切です。今後も新たな感染症が流行するかもしれませんが、正しい知識をもって冷静に対応していきましょう。
私自身2児の父なので
毎年車内で熱中症になった子供のニュースを見る度に
とても悲しくなると共に怒りを覚えます。
皆さんも体調管理に心がけこの夏を乗り切りましょう。
(編集委員)
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