【外出泊のお願い】 例年ではございますが、年末年始に外出・外泊のご協力をお願いする時期となりました。 入所者様にとってご家族と過ごされる時間は、普段の生活では感じることができない貴重な時間となります。ご多忙とは存じますがご家族様に協力をいただき、外出・外泊の計画を立てていただければと思います。 年末年始以外でも構いませんのでご協力をお願い致します。外出・外泊の際、介護等に不安のあるご家族様は遠慮なくスタッフにお申し出ください。 また外出・外泊が決定した際にはお薬等の準備がございますので、お早めにサービスステーション(各階)、もしくは事務窓口までご連絡をお願い致します。 |
【日程】1月10日(金)・22日(水)11:25-12:35まで予定
10日(金)1階フロア
22日(水)2階フロア
|ご案内|
●1食:1,000円 ※支払いは当日窓口でお支払いしていただくこととなっています。
●参加締切:1階フロアは12月15日(日)まで 2階フロアは1月5日(日)まで
●1家族2名様までとさせていただきます。
をどりこ会様による踊り。
11月13日(水)はぼだい樹演芸会として“をどりこ会”様にリズムにのった踊りを披露していただきました。
ひょっとこ踊りの他にも何曲か音楽にあった踊りを披露していただき最後はサザエさんの音楽に合わせて職員もまざって踊りました。
会場は盛り上がり皆様の笑顔が溢れる時間となりました。
終了後、「元気をもらった」と話されていた方もいました。
家族会のご報告 11月20日(水)は今年最後の家族会を実施致しました。 今回は高齢者に多い病気の中でも誤嚥性肺炎をテーマに行いました。 スライドを使用し誤嚥性肺炎の概要や予防、食事介助についてご説明した後、トロミのついたお茶をご用意し実際に見て濃度を確認していただいたり、嚥下体操を実演しご家族様にも体験していただいたりしました。 たくさんのご家族様のご参加、ありがとうございました。 来年度最初の家族会は4月を予定しております。 |
窒息は嚥下障害があるなしに関わらず起こり得るものです。
健康な若い人でも起こることがあります。
飲み込む力は40歳を過ぎると徐々に衰えてきますが、80歳を過ぎるころには健康な方でも飲み込む力や咳き込む力がさらに弱まるといわれています。
お正月も近いので、今回はお餅での窒息について考えてみましょう。
○餅はなぜ危険か
・粘りがあり噛み切りにくく、飲み込みにくい
・気道を塞いで窒息しやすい
・咳き込んでも粘りが邪魔をして喀出できにくい
高齢者では上記に加えて、口が乾燥してくっつきやすい、歯が悪いまたは数が少なくよく噛めずに飲み込んでしまう、飲み込む力が落ちていて途中でつかえてしまう、円背など姿勢の変化により顎があがり気道の入り口が広くなり食道ではなく気道に入りやすいといったリスクも考えられます。
○餅は温度によりその特徴が変化する食べ物です
餅は温度が高くなるほど軟らかく、のびやすく、粘りが少ない状態です。しかし、口に入れることで温度は徐々に下がってきます。温度が下がると硬くのびづらく粘りが出てきます。
咀嚼が不十分な状態では、唾液と混ざらず粘りやすい状態で飲み込むことになり、気道を塞いで窒息する可能性が高くなります。
○餅の食べ方
餅は噛みすぎかと思うくらいよく噛むことで、唾液を多く含ませ喉の通りがよくなり詰まりにくくなるといわれています。
お雑煮やお汁粉等水分の多いものと一緒に摂ると良いともいわれていますが、窒息した餅の調理法で一番多いのはお雑煮だそうです。前述の通り、餅は食べているその瞬間にも状態が変化していく食物です。また、一口が少なくても次々と口へ入れることで喉つまりすることもあるので注意が必要です。
咳き込んだ時や、喉つまりをした時に水を飲ませようとする人がいますが、さらに奥に入り込んでしまい気道を完全に塞いでしまう危険があるので絶対にやめましょう。
12月に入り本格的に冬がやってきました。
10月号では秋から初冬にかけて旬の野菜の話をしましたが、今回は身近な野菜の保存について紹介したいと思います。
「人参」
袋詰めやラップで包まれて販売されていますが、そのまま冷蔵庫にいれると結露で痛みが早まります。キッチンペーパーなどで包んでから乾燥しないように袋に入れて野菜室に入れると2〜3週間は保存できます。冷凍の場合は生のまま使いたい状態にカットして冷凍し、そのまま解凍せずに調理しましょう。
「玉ねぎ」
あまり高温にならない風通しの良い所で洗濯ネットやかごに入れるなどすると3〜4か月は保存できます。ビニール袋に入れると涼しくてもカビが生えたり腐ってしまいます。
また、皮付きのまま冷蔵庫の野菜室に入れても1〜2ヶ月は保存できます。
冷蔵庫で保存した玉ねぎは調理中に涙が出にくいのでみじん切りなどが楽にできます。冷凍する場合は使いたい形にカットしてから保存袋へ空気を抜いて入れます。この状態の玉ねぎは甘みが増して、飴色玉ねぎも短時間で出来る様になります。
「ジャガイモ」
人参と同様、ビニール袋に入れておくと傷みやすいので、ビニールから出して風通しの良い所で保存します。日に当てると皮が緑に変色してしまい、芽も出やすくなります。緑の皮や芽にはソラニンという毒があり、食べるとお腹を壊してしまいますので、日に当たらないように新聞で包むなどして段ボールやかごに入れて保存しましょう。
冷蔵保存にはあまり向いていません。冷蔵保存するとザラザラした食感になりますが、煮物にすると甘みが引き立ちます。
「大根」
キッチンペーパーに包んで保存袋に入れると10日間くらい冷蔵保存できますが、キッチンペーパーが湿ってきたら必ず取り替えてください。
冷凍保存の場合は他の野菜と同様に皮をむき、料理に合わせたカットをしてから保存袋に入れて保存すると3〜4週間保存でき、冷凍のまま調理できます。
冷凍保存した大根は味が染みやすくなるので煮物にお勧めです。
毎日寒いですね。
いよいよ厳しい冬がやってきました。
おでんや煮物・鍋料理などが美味しい季節なのでついつい食べ過ぎてしまいますが、食べた分太りやすい季節でもあるのが悩みどころです。
(編集委員)
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