施設長交代のお知らせ |
この度 当施設を17年4か月の長きに亘り施設長として務めました小野 宏 医師から 令和元年11月1日付にて山本 征司 医師へ施設長を交代いたしましたのでお知らせ致します。 拝啓 晩秋の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 私こと小野 宏は この度 介護老人保健施設 ぼだい樹 施設長を退任いたしました 在任中は 公私にわたり格別のご指導ご支援を賜り誠にありがとうございました ここに改めて深甚の感謝を申し上げます なお後任には 山本 征司 医師が就任いたしますので 私同様よろしくご厚誼賜りますようお願い申し上げま まずは 略儀ながら書中にて御礼と退任のご挨拶を申し上げます |
敬具 令和元年10月31日 介護老人保健施設ぼだい樹 前施設長 |
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます さて 私こと山本 征司は この度 小野 宏 医師の後任として介護老人保健施設 ぼだい樹 施設長に就任いたしました 甚だ微力ではございますが地域への介護に貢献すべく専心努力して参る所存です 今後とも変わらぬご厚情並びにご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます まずは 略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます |
敬具 令和元年11月1日 介護老人保健施設ぼだい樹 新任施設長 |
【日程・内容】12月06日(金)13:30-15:30で1階フロア
12月17日(火)13:30-15:30で2階フロア
今年最後の行事は「餅つき」です。
餅つきをして年末の雰囲気や新年が近づいていることを感じていただければ幸いです。
実際に杵と臼を使って餅をつき、ついたお餅はその日のおやつとして提供する予定です。
今年も保育園児たちが来てくれます。
ご家族様の飛び入り参加もお待ちしておりますのでお気軽にご参加ください。一緒に楽しくお餅をついて一年を締めくくりましょう!
【家族会のご案内】 前回のぼだい樹通信でもお伝えしていますが、 11月20日(水)10:45〜11:30に第38回家族会の実施を予定しております。 今回は「高齢者に多い病気について」をテーマに行います。ご希望の方は各ステーションまたは事務窓口までお声をかけてください。 たくさんのご家族様の参加をお待ちしています! |
10月1日(火)、3日(木)は円山動物園を散策しに行ってきました。
1日(火)は1階の方、
3日(木)は2階の方、
とそれぞれ5名で出かけました。
両日とも天候に恵まれ新しくできたゾウ舎にいるゾウを含め様々な動物をみることができました。
動物の他にきれいなハイビスカスが咲いており散策を楽しめました。
昼食は園内にあるお食事処でカレーライスやラーメンなど皆様の好きなものを選んで食べていただきました。
午後からも散策を楽しみ、程よく疲れたところでおやつを食べてから帰所しました。
今年最後の外出行事、楽しく過ごせたのではないでしょうか。
風邪やインフルエンザが流行する季節となりました。 感染症予防のため、ご面会されるご家族様には、施設の出入り時の手指消毒をお願い致します。 またできるだけマスクの着用や体調が優れない場合は面会を控えていただく等のご協力をお願い致します。 |
○高齢者の皮膚の特徴
・乾燥してカサカサしている
高齢者の皮膚は乾燥しがちです。若い人は皮脂が分泌され、皮膚の表面がコーティングされているのに比べて、高齢者は皮脂や水分量が少ないので、表面がカサカサしています。 乾燥が強い人は、皮がめくれて皮膚の表面に白い粉がふいたようになります。
・表皮が薄く傷つきやすい
若い人の皮膚は弾力があるのに比べて、高齢者の皮膚は表皮が薄く弾力がありません。しわもよるので滑りも悪くなり、引っ掛かりやすくなります。少しぶつけただけでも内出血したり、強くこすると、皮がズルッと剥けて出血してしまうこともあるので注意が必要です。
・刺激に弱い(シミができやすい、菌に感染しやすい)
皮膚が乾燥していると、外部の刺激(紫外線や細菌など)から肌を守るバリア機能が低下するので、シミができやすかったり、真菌症になりやすくなります。
○高齢者に起こりやすい皮膚疾患
・肌の乾燥によるかゆみ(5月号で紹介しました)
・オムツの使用によるかぶれ
尿や便が皮膚にあたったり、蒸れたりすることにより肌がかぶれます。こまめにオムツ(パット)を交換したり、陰部洗浄やタオルでの清拭により、肌を清潔に保つことでかぶれを防ぐこともできます。
・寝たきりによる褥瘡
寝たきりや長時間同じ姿勢でいることで、皮膚が圧迫されて褥瘡ができます。体力がなくて自分で寝返りをうったり、体を動かして体重移動が出来ない方、栄養状態が悪い場合は褥瘡のリスクが高まります。
・細菌やカビによる感染症(9月号で紹介しました)
*高齢者の皮膚のスキンケア
体を洗う時は石けんやボデイソープを直接肌につけるのではなく、しっかりと泡立てて、その泡で優しくなでるように洗います。ゴシゴシこすらないのがポイントです。特に汚れが溜まりやすいところ(足首やかかと、指の間、足の付け根や脇の下、女性であれば胸の下)は、垢が出やすい場所でもありますが、ここも擦りすぎには注意です。入浴後は、しっかりと水分を拭き取った後、すぐに保湿をおこないます。
〜まとめ〜
皮膚トラブルを事前に防ぐためには、日頃から清潔・保湿・保護のスキンケアを習慣付けましょう。症状が出てから処置を考えるよりも、皮膚疾患にかからないように予防する事が大切です。
11月に入り本格的な冬の寒さになってきました。
高齢になると体温の調節機能が衰えてきます。利用者様にとりましても四季を問わず寒がる方が多いため衣類や暖房等で体温調節をしっかり行わなくてはなりません。
少し前のこと…日常的に手袋をしていることの多い利用者様が「どうして私の手はいつも冷たいんだ。どんなに洋服を重ねても寒くて寒くて嫌になるよ…。」と下を向いていました。
私は会話をしながら手袋を外してもらい手に触れてみます。すると、まるで大理石のように冷たく驚いてしまいました。
その方は私の手の温かさを感じると「わ〜温かいね〜どうしてこんなに違うんだろ…気持ちいいよ〜」と急に表情が和らぎ笑顔で手に頬ずりしては、しばらく握ったその手を離そうとはしませんでした。
このように高齢者の方は体温調節の低下により1年中手足が冷たいことが多くなってきますが、優しく触れたり、さすることで【安心と信頼のホルモン】と呼ばれる「オキシトシン」が脳内で分泌され、不安や興奮が抑まり痛みをも緩和する効果があると言われております。これは実際に認知症緩和ケアの補完的手法の1つでもあります。
『触れること』『寄り添うこと』が人の心を温かくする瞬間を感じると共に、自身の心もほっこりしていることに気付かされます。手の温もりを伝え合う事でお互いに癒されていました。
秋の夜長も過ぎ立冬を迎えました。
先月まではラグビーやバレー観戦で盛り上がり心身ともに燃え上がっていた日本ですが、北海道はこれから長い冬がやってきますね。
台風被害に遭われた方々の事を思うと胸が痛み、1日1日を悔いなく大切に過ごしたいと切に感じます。
令和元年もあと少し…
やり残したことはありませんか?
(編集委員)
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