“令和”元年を迎えました。各メディアでは「平成を振り返る」企画を多々目にする機会があり、色々と記憶や思い出を呼び起こす機会にもなりました。特に平成10〜20年頃の出来事は、最近のことだと自身で思っていたことが意外と10年も20年の前のことだと気づき、時間が過ぎるのは早く「光陰矢の如し」とは正にこのこと。令和の時代も悔いのないように大切に時間を使って過ごしたいものだと思いました。
【インフルエンザ再流行の兆し】(4月26日厚生労働省発表 参照)
今年1月に猛威を振るったインフルエンザが、高知県を除く46都道府県において再び4月中旬からインフルエンザの患者報告数が流行の目安を上回り「再流行」していることが、厚生労働省が公表した患者報告により分かりました。
インフルエンザに加えて、ご面会されるご家族様には、風邪や食中毒など他感染症予防のために、下記の事項についてご協力をお願い致します。
■施設への出入り時は手指消毒をお願い致します
消毒液を玄関にご用意しておりますので、ご使用ください。なお、使用時は手の水分を十分とってから消毒液を適量取り、手に擦りこんでください。
■体調の優れない方は面会をお控えください
発熱、咳、鼻水、下痢などの症状がある方はご面会をお控えください。入所者様のご様子など心配なことがございましたら、お電話でお問い合わせをお願い致します。
■感染症流行時期はマスク着用のご協力をお願い致します
【日時】6月10(月) 〜 6月14日(金)
AM10:00-11:30 / PM13:30-15:00(予定)
少しずつ暖かくなってきました。ぼだい樹では今年も川下公園の散策を予定しています。
出発時間を午前と午後の2回に分けて、全日あわせて各階15〜20名程度の参加を予定しております。当日は少人数のグループで散策を楽しみます。お小遣いを500円持参し、公園内でジュースやソフトクリームなどお好きなものを味わっていただく予定です。
なお、今回の行事は入所者様と職員のみでの行事となります。また同行する職員の都合上、人数は限らせていただきますのでご了承下さい。
外出行事につきましては気候等によって日程・時間が変わる他、参加予定の入所者様も変更となる場合がございます。つきましては事前にご家族様への予告なく外出することがございますので予めご理解ください。面会やその他ご確認が必要な場合は事前にお問い合わせください。外出行事には飲食代としてお小遣いを使用する予定です。
4月10日(水)は年に1度の映画鑑賞会を行いました。
スクリーンを使用して映画館のような雰囲気の中、鑑賞していただきました。
1階フロアは「家族はつらいよ2」、
2階フロアは「日本昔ばなし」を上映しました。
昨年、1階フロアでは「家族はつらいよ」を上映したのでその続編でした。
今年も大好評で皆さんに楽しんでいただくことができました!
4月17日(水)、今年度初の家族会を行いました。
内容は昨年度に行われた活動や行事、普段のご利用者様の様子を30分程度のスライドショーにまとめてお伝えしました。
ご参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。
次回は7月10日(水)10時45分から「ぼだい樹で提供している食事について」をテーマに行う予定です。
先月号でもお伝えしておりますが5月より新年号令和がスタートしましたね。
『人々が美しく心寄せ合う中で文化は花開く』という意味とともに日本全国が希望に満ち溢れた新しい時代にしていこうという心持ちで、この5月を迎えられたのではないでしょうか。
だんだんと春めいて市内のあちこちでも桜が舞い、とても美しい光景を目にすることが出来ます。とは言え札幌の5月は花冷えなどで体調を崩しがち。
花粉も飛び交い、花粉症に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今月号ではそんな季節に打ち勝つべく・・
(タダで免疫力をあげる方法〜)をお伝えして行きたいと思います。
<免疫力を高める生活> 〜ちょっとした工夫で上がる免疫力〜
@ 【笑う】…笑うと副交感神経と交感神経が頻繁に切り替わり、体内の器官や脳に刺激が伝わります。これにより神経ペプチドという免疫機能を活性化させるホルモンが分泌され免疫力がアップします。
A 【歩く】…歩くことで体内の筋肉を使い血流が良くなり、免疫力を高めることが出来ます。1日の合計で30分以上歩くようにしてみて下さい。日光を浴びる事でセロトニンが分泌される効果も期待できます。
B 【早く寝る】…睡眠時間を十分に摂るという意味もありますが、不規則な生活で体内時計が狂ったり自律神経に乱れがおきたりする事でも免疫力が下がってしまいます。日光を十分に浴びた日は睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されて質の良い睡眠がとれますので、歩くこととセットで実践すると良いでしょう。
C 【深呼吸】…深呼吸が免疫力アップにつながるのは副交感神経が優位になることでリラックスでき免疫細胞が活性化されることにあります.また、腹式呼吸をすることで腸に良い刺激を与えることが出来ます。お腹を使った呼吸をする機会は意外と少ないので是非 意識してみて下さい。
D 【瞑想】…瞑想と聞くと難しそうですが、気持ちを整理するためのメソッドの様なもので堅苦しい手順などはありません。問題などが起きて頭がいっぱいの時など瞑想を行う事でストレスを緩和します。深呼吸と合わせて行うと気持ちと体の両方から免疫を高めることが出来ます。
いかがでしたか?
他にも方法はいくつかありますが、お金を掛けずに…という点では日常的に継続しやすいかと思います。大切なのは、ストレスを溜めずにゆっくりと自分を癒してあげる時間を作ること。なのかもしれませんね。
皮膚に赤みや湿疹などの症状はみられないのに、痒みだけが起きる皮膚の病気が「皮膚掻痒症」です。
【原因】
皮膚の乾燥により、徐々に皮膚の表面を覆う皮脂膜やその下の角質層の脂分が減り、水分の蓄えが少なくなってきます。すると皮膚のバリア機能が弱まってしまうため、外部の刺激に対して敏感に反応するようになり、痒みが生じます。更に掻くことによって刺激が増し、より痒みが強くなるという悪循環に陥ります。
【対策】
痒みの原因は肌が乾燥している事なので、基本的に肌の乾燥を防ぐ事が重要です。自分の肌に合った保湿剤を選び、適切な保湿ケアを毎日行いましょう。又、室内の乾燥を防ぐため加湿器を使用したり、洗濯物を室内に干したりするなど、室内の加湿を行いましょう。
【予防法】
・入浴時に肌をゴシゴシこすらず、手やタオルなどでやさしく洗う
・石けんはなるべく低刺激の物を選ぶ
・熱いお風呂はさける(42℃を超えると皮膚への刺激が高まる)
・香辛料の入った料理やアルコール類、カフェインが多く含まれる飲料などの刺激物の摂取を控
える。ビタミンB(乳製品・卵・レバー・緑黄色野菜に多く含まれる)やビタミンC(野菜や果物に多く含まれる)を多く摂ることを心がける
・肌に直接触れる衣類は、木綿など肌にやさしい素材を選ぶ
・冬期間の電気毛布や電気マットの使用は、乾燥肌を悪化させることがある為、使いすぎない
私達の皮膚は年齢を重ねるほど、皮膚が持つ機能が低下していきます。症状がある時は、慢性化する前に早い段階で治療を行いましょう。
また、ストレスを溜めずに十分睡眠をとることも重要だと言われています。皮膚の新陳代謝(特に冬は新陳代謝が低下します)は睡眠中やリラックスした状態で活発になります。春はなかなか布団から出たくない、眠たく感じる季節ですが睡眠不足や不規則な生活は避け、ストレスも蓄積しないように心がけましょう。
今回から編集委員が変わり、新担当でぼだい樹通信を1年間お届けしていきます。ご家族様に施設での行事や活動、生活に役立つ情報などお伝えしていきます。また、ぼだい樹通信に取り入れて欲しい情報やご意見などあればお気軽にお声かけください。1年間宜しくお願い致します。(編集委員)
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