10月17日(水)は車窓ドライブと外食に出かけました。
今回は大通り円山経由で藻岩山の山頂にも行ってきました。札幌の街並みと、色付きはじめた紅葉がとても綺麗でした。
昼食は「和食レストランとんでん」にて、皆さま好きなメニューを注文しての食事でした。紅葉の秋・食欲の秋、の両方を満喫できたのではないでしょうか。
また別の日には「平岡樹芸センター」へ紅葉を見に出かけてきました。
春には桜が美しく、秋には紅葉が美しい。季節によって様々な姿が見られ、自然の美しさを感じることができます。
【家族会ご報告】 11月7日(水)10:45〜11:30に第35回家族会を実施致しました。 今回は「認知症について」をテーマに、認知症の勉強会を行いました。 アンケート結果でも取り上げて欲しい内容としてご意見の多い「認知症について」ですが、参考になれば幸いに思います。今年度の家族会は今回で終了となりました。 今年度もたくさんのご家族様に参加いただき感謝致します。 次年度1回目の家族会はH31年4月開催予定です。 |
前回の9月号では比較的新しい品種を中心に紹介しましたが、今回は前回紹介しきれなかったお米や少々懐かしいお米を紹介したいと思います。
■「ふっくりんこ」
道南地方が中心で栽培されており、うまみが強く柔らかめで、名前の通りふっくらとした炊き上がりです。きらら397やほしのゆめをルーツにもち、出荷される米は全て厳しい品質基準をクリアしたものだけとなっており、生産者が品質を管理する道産ブランド米のさきがけとなったお米です。お米単体でも充分美味しいのですが、和食、特に魚介類との相性が抜群です。
■「ほしのゆめ」
あきたこまちときらら397をルーツに持ち、あっさりとして粘りはあまり強くなく、炊き上がりは柔らかめのお米です。お米単体でのうまみはそれほどではありませんが、その分おかずの味を引き立てる、とても素直な味わいとなっています。
■「きらら397」
平成元年にデビューした「道産米は美味しくない」とのそれまでの常識を覆し、全国に道産米の味を知ってもらうきっかけとなった代表的な品種です。コシヒカリにはやや及びませんでしたが、それまでの品種より格段に味が良く収量も多かった為、あっという間に作付面積が広がり、やや硬めのしっかりとした炊き上がりで粒の形が崩れにくく、丼ものやチャーハンなどで外食産業にも重宝されており、現在でも第3位の作付を誇っています。
■「ゆきひかり」
きらら397がデビューする前は比較的多く栽培されていました。
最近の品種は粘りを出すためもち米を交配するのですが、このお米はもち米を一切交配せずに生み出した品種で、とても耐冷性に優れ収量も良いお米となりました。しかし、粘り気が少なくあっさりとした味わいだったため、新品種がデビューすると徐々に入れ替わり、ほとんど栽培されなくなりました。ところが、近年になって抗アレルギー性の高さが再評価され、米アレルギーやアトピー性皮膚炎の消費者にも食べられるお米として、小規模ながら作り続けられています。
先日、テレビを観ていたら11月7日の北海道米の新米発表会として「合組(ごうぐみ)」という「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」のブレンド米が発表されていました。
味はとても美味しいようで、でも名前が非常に印象深いお米だなと記憶に強く残りました。
一度、機会をみて食べてみたいものです。
今回のテーマは『動脈硬化』。
文字どおり血管の壁が硬くなる病気ですが、自覚症状がなく進行し、放置すると心筋梗塞や脳梗塞につながるため日頃から注意が必要です。加齢による血管の老化が原因ですが、ほかに高血圧症、脂質異常症、喫煙、肥満、糖尿病などもリスク要因とされています。今回は高血圧症と脂質異常症に注目します。
動脈硬化には大きく分けて2種類あります。血管そのものが厚くなる「細動脈硬化」、壁の内側に汚れが付着し血管がもろくなる「アテローム硬化症」で、前者は高血圧症、後者は脂質異常症(高脂血症)が主な要因です。動脈硬化により血流が悪くなると、心筋梗塞や脳梗塞を発症するので注意が必要です。高血圧症は収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上と定義されています。基本的に生活習慣を見直すことにより改善をはかりますが、180/110mmHg以上の場合は、ただちに薬物治療の対象になります。外来で「症状がないので薬はいりません」という患者さんがいますが、何か症状がでてしまったら命にかかわる場合がありますし、65歳以上や他にリスク要因を抱えている方は180/110mmHg以下でも心血管疾患を発症する可能性があります。また血圧が下がったことを理由に自己判断で中止する患者さんは薬の効果が切れたら、血圧が上昇する可能性が高いです。医師は患者さんの状態や症状をみて、ガイドラインに沿って一番あう薬を選択しています。自己判断で飲むのをやめたり家族や知り合いに分けたりしないでください。
一方、脂質は大切な栄養素ではありますが、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増えると血管壁に取り込まれて蓄積してしまいます。また、中性脂肪が多いとLDLコレステロールが増えHDLコレステロール(善玉コレステロール)が減るので、間接的に動脈硬化の原因になります。生活習慣の改善で脂質の管理が不十分な場合に加えて糖尿病、慢性腎臓病、末梢動脈疾患などのリスクがある場合は、薬物治療の必要があります。外来で「家族性高コレステロール血症と言われたので、薬を飲んでも仕方ないです」という患者さんがいますが、むしろ生活習慣の改善だけでは脂質管理が難しいため、薬物治療が必要になります。また、「筋肉が壊れる副作用があると聞いたので薬は飲みたくありません」と心配する患者さんがいますが、頻度は0.01%ほどとまれで、左右対称に大腿部など大きな筋肉に出現するのが特徴的です。自己判断はせず、まずは医師に相談してください。コレステロール値は自分で測ることができないため、健康診断などで定期的に状態を把握することが大切です。
【まとめ】
・高血圧症、脂質管理に注意。自覚症状がなく進行します
・まずは生活習慣の改善。次に医師と相談し薬物治療等を受けましょう
・自己判断で薬をやめたり人に分けたりしてはいけません
音楽は自分が聴いた時代や記憶を呼び起こしてくれます。
入所者様の中では懐かしい歌に思わず涙ぐまれる方もいらっしゃいます。
音楽っていいですね。
(編集委員)
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