【ご案内】 バスの定員・同行職員の都合上、人数は限らせていただきますのでご了承ください。 参加者のご家族様には職員からお声かけ致します。 ■お小遣い:2,000円 園内での飲食代金分として預り金より使用します |
7月の外出レクは百合が原公園への散策へ出かけてきました。
予定していた3つの日程のうち2日は雨天のためショッピングモールへの外出となりましたが、雨の続いた7月前半でしたが良い気分転換の機会となったのではないでしょうか。
7月26日(木)は毎年恒例の共栄会全体での夏祭りを開催しました。
連日暑い日が続く中での開催となり、風がやや強いものの、雨の心配もなくお祭り日和の一日となりました。
たくさんのご家族様にもお集まりいただき、皆さまの笑顔も晴れやかで賑やかな一日となり、
素敵な夏の思い出を作ることができたと思います。
●座っている時間は想像以上に長い
皆さんは一日のうち、何時間くらい座っているでしょうか。
実際の座っている時間を計算してみましょう。座っている時間は、一日『24時間』から『睡眠時間』と『行動時間』を引くと求められます。立ち仕事の方など、人によって差異はありますが、自分では意識していなくても意外に長い時間座っていることがわかると思います。
元々、人間の体は長時間座るようにはできていません。また、立っている時よりも座っている時の方が背骨、特に腰の椎間板への負担が大きく増します。最近はスマートフォンやパソコンを使う人が増えており、前かがみの姿勢になっている時間が多くなっているため、背骨にも大きな負担がかかっていると考えられます。背骨の歪みは筋肉や関節だけでなく、内臓や神経などにも悪影響を与え、頭痛、肩こり、腰痛、しびれ、内臓不調を引き起こすとされています。特に女性は筋肉が強くないので、背骨を支える力が弱くなりがちです。
座っている時間はかなり長いので、普段から姿勢よく座る習慣を身につけておくと、身体への負担は大幅に減ります。また、よい姿勢は、呼吸が深まり酸素を多く摂り込めるので集中力も増す上に、見た目にも若々しい印象を与えます。
●ポイントは背骨に沿った頭の位置
正しい姿勢とは、身体の組織に負担をかけていない姿勢のことです。
座る時は椅子の座面に対し座骨(座る時に当たる骨盤の下の部分)を起点に引き上げられるイメージで、耳と肩、座骨の位置が一直線で結ばれるように心がけてください。骨盤を立てるようにすることがポイントです。背すじだけを伸ばすと、かえって首や肩、腰の負担が大きくなり、辛くなって長続きしません。座骨の当たる部分にタオルを引くと骨盤が立てやすくなります。市販の骨盤矯正クッションなどを利用してもよいと思います。
正座は骨盤が立ちやすいので、背骨も真っ直ぐになり、椅子に座る時よりも良い姿勢を保ちやすいのですが、膝や腰などに問題のある方は避けましょう。また、正座は苦手だけど、どうしても正座をしないといけない場合はタオルや薄いクッションをお尻とふくらはぎの間にはさんで座ってみてください。骨盤も安定し、足もしびれにくくなります。
●正しい姿勢にするためのニュートラルストレッチ
上半身、下半身のバランスを整え、姿勢もよくなるストレッチです。座りっぱなしあるいは立ちっぱなしで疲れたな…と感じた時にぜひどうぞ。始める前にふくらはぎを軽く揉むとより効果的です。
@ 両手を肩幅くらいに開けて壁につき、かかとが浮かない位置でふくらはぎを伸ばすようにする。
A @の状態から左足を軽く前に出し、右足のふくらはぎを伸ばす。さらに右足の指全体でぎゅっぎゅっと床をつかむようにする。このとき、右足の裏が浮かないように注意する。
左右の足を入れ替えて各10回行う。
B @の姿勢に戻り、両足の指全体でぎゅっぎゅっと床をつかむようにする。
8月に入りまだまだ暑い日々が続き、ニュースでも脱水や熱中症といった言葉が聞こえています。
汗をたくさんかくと体内から水分や塩分が失われやがて脱水症となります。
そんな時水分補給として最適なのが経口補水液です。経口補水液は失われた水分を身体に素早く吸収できるように成分が考えられています。経口補水液はドラックストア等で販売されていますが、なかなか普段から家に常備している方は多くはないかと思います。
そこで今回は家にある材料で作れる簡易的な経口補水液の作り方を紹介します。
■経口補水液の作り方
|砂糖 40g (大さじ4.5杯)
|塩 3g (小さじ0.5杯)
|水 1?
|レモン汁 適量
これらを混ぜるだけです。
ただこれだけだとスポーツドリンク等と比べてしょっぱく、あまり飲み物としては美味しいものではありませんのでレモン汁等を加えて味を調整してみてください。
上で紹介したものは、あくまで簡易的なものなので市販の経口補水液と比べると気を付けなければならない点があります。
■気を付けるポイント
|@カリウムの摂取を意識する
| 脱水時には体内の塩分の調整のためにカリウムが大切な役割を
| 果たすのですがこの簡易経口補水液ではカリウムをほとんど摂取できません。
| 他の食品で補うように心掛けましょう。バナナ等がおすすめです。
|A当日中に摂取する
| 市販の経口補水液は未開封で大体1年程度保存可能ですが、
| 家庭で作ったものは日持ちせず健康に影響を与える可能性が
| あるので作った当日中に必ず摂取し、摂取出来ない時は破棄しましょう。
|B1日1?まで
| 経口補水液は塩分・糖分が多く、摂取し過ぎにならないように注意が必要です。
| 1日1?までを目安に摂取量を意識しましょう。
ニュースでは気温が40℃を超え、観測史上初の暑さに熱中症で搬送される人が続出しています。
まだまだ夏は続きますので、こまめな水分補給を心掛け熱中症対策を。
日陰に入る、冷たいタオルで身体を冷やすのも有効です、
健康第一で暑い夏を乗り切りましょう。
(編集委員)
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