■詳細につきましては先月お送り致しました「夏祭りのご案内」をご参照ください。 ■参加のお時間につきましては、皆さまの参加状況を取りまとめし(6月30日で締切致しました)、参加されるご家族様には「ご案内用紙」と「チケット予約票(控え)」を同封いたしますので内容をご確認ください。 ■なお、当施設の駐車場には限りがございますので、ご来場いただく皆さまには公共交通機関・送迎バスをご利用ください。皆さまのご協力をお願い致します。 |
6月6日(水)は毎年ライラックの見頃に合わせて、川下公園散策を行いました
(13日の日程は雨天のため中止となりました)。
園内での草花鑑賞の他、リラックスプラザ内での飲食等、初夏の穏やかな空気に触れることができました♪
前回の5月号では道産米の品種や命名などについてお話しましたが、今月号では道産米の歴史などについてお話ししたいと思います。
全国的に人気で道民でもよく知っている品種に「ササニシキ」「コシヒカリ」「あきたこまち」などがありますが、どの品種も過去の道産米と比べると米のうまみが強く、食感も粘りが強い特徴があります。これらの品種は北海道の冷涼な気候では上手く育たず、そのまま栽培する事は出来ませんでしたが、それでも北海道で栽培できる品種を数々生み出し、全国一の作付面積となりました。
しかし、国の減反政策のあおりを受け、生産調整により本州米に対して味で劣っていた道産米は「売れない米」としてどんどん作付を減らしていきました。
「このままでは北海道ではお米を作れなくなるかもしれない」との危機感もあり、美味しいお米を作る「優良米の早期開発試験プロジェクト」を立ち上げ、美味しい道産米を目指して品種改良を行う事になりました。
色々な品種の中でも冷害に強い品種と味の良い品種、粘りのある餅米などの交配を繰り返しつつ、多収量の品種を選抜するのですが、味と耐冷性はなかなか両立できなかったらしく、さらに粘りのある食感も兼ね備えるのは難しかったようです。
それでも数々の試験によりたくさんの品種が落選していく中、プロジェクト第一号としてデビューしたのがご存知「きらら397」でした。
お米のおいしさは日本穀物協会という団体が食味ランキングとして鑑定しています。
鑑定方法は複数の産地のコシヒカリをブレンドした米を基準米として、それよりも美味しいお米を特A・A、概ね同等をA´、味が劣るB・B´と5段階で評価しています。
「きらら397」はこの食味ランキングでAランクを獲得し、ブレンド米とはいえコシヒカリより美味しいお米が北海道で開発されたと全国に衝撃を伴って知れ渡りました。
そしてその後にデビューした「ななつぼし」は育成方法の改良などを経て道産米として初めて特Aを獲得、翌年も特Aを獲得し、北海道でも安定して美味しいお米を生産出来る事を証明したのです。
「ななつぼし」は人気が上昇し、道産米の作付面積1位になるほど作られましたが、更においしいお米を作ろうと品種改良は続いていました。
「北海道米の新たなブランド形成協議会」を生産者・JA・北海道によって立ち上げ、かつてない厳しい品質基準を課した数々の試験をパスし、「ななつぼし」を超える美味しさの道産米として満を持してデビューしたのが「ゆめぴりか」です。
食味ランキングではなんと7年連続で特Aを獲得、高級品で名高い「魚沼産コシヒカリ」に並ぶ美味しさと評価されたのでした。
9月号につづく…
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう!
熱中症の症状
■めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
■頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
重症になると…
|返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い等の症状が現れます
熱中症予防
室内では…
|扇風機やエアコンで温度調整
|遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
|室温をこまめに確認
外出時には…
|日傘や帽子の着用
|日陰の利用、こまめな休憩
|天気の良い日は日中の外出を極力控える
その他にも体の蓄熱を避けるために、通気性が良く、吸湿性・速乾性のある衣服を着用したり保冷材や氷、冷たいタオルなどで体を冷やすことも有効です。
夏といえばお祭りです。
屋台をまわるだけでも楽しい気持ちになるものです。
私は今年、初めて金魚すくいに挑戦してみようと思っています。
(編集委員)
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