おたる水族館散策
7月6日(水)はおたる水族館の散策へ出かけてきました。
時間の限られた中ではありましたが、気持ちよさそうに泳ぐ魚たちを見て癒されたのではないでしょうか。
また食事も館内のレストランで食べられ、楽しい時間となったと思います。
小樽は少し遠い場所ではありますが、また皆さんで外出したいですね。
共栄会夏祭り
7月28日(木)は毎年恒例の共栄会全体で開催する夏祭りでした。
あいにくの雨にも見舞われましたが、会場内の熱気はそのまま、またぼだい樹会場でも盆踊りやカラオケ大会も盛り上がり、夏を満喫する楽しい時間となりました。
お越しくださったたくさんの皆さま、ありがとうございました!
「脱水症状はなぜ起こる?」
人間の身体は成人で6割が体液からなっています。(お年寄りでは5割、新生児では7〜8割と年齢によって割合に変化がみられます。)体液とは、血液、リンパ液、唾液、粘液、消化液、尿など人間の身体が生命活動を行ううえで欠かす事の出来ないものです。この液体が失われた状態を脱水といいます。
脱水症状を起こすと酸素や栄養素がうまく体内に行き渡らなかったり、老廃物を排出することが出来なくなったり体温をうまく調整出来なくなったり問題が生じます。症状に気付いたらすぐに処置を行う事が必要です。
<軽度>
めまいや揺らつきが起こります。また口の中が渇いたように感じます。
<中等度>
頭痛や悪心が起こります。口の中や粘膜が強く渇き唾液や尿の量も減ります。嘔吐する場合もあります。
<重度>
意識障害、痙攣等を引き起こします。その他、昏睡や錯覚、幻覚等の精神症状が起こる事もあります。
重度の脱水は命に関わる事があります。軽度であっても症状が出たらすぐに水分補給を行って下さい。汗や尿だけでなく皮膚表面や呼吸等からも水分は排出されます。運動をしていなくても1日に2リットルの水が排出されているのです。「汗をかいていないから」水分を摂らない人もいますが、脱水症を防ぐためにも水分補給は怠らないで下さい
また、水分だけを補給していると自発的脱水と呼ばれる症状を起こす事があります。これは大量の汗をかいた時に水のみを補給する事で血液中の塩分が薄まり「これ以上は要らない」という指示が脳から出てしまう事です。この状態になると身体は体液の濃度を元に戻すべく水分を体外に排出してしまうので結果的に脱水症を引き起こします。
その為、水分と共にミネラルを補給する事が大切です。
【パート2・緑内障】
〜6月号からの続き
■緑内障について
緑内障は、眼の奥にある視神経(眼に映った映像を脳に送る神経)が障害されて、その障害された部分に対応した視野(見える範囲)が欠けていく病気です。主な原因は眼圧(眼球を保つ為の内圧)の上昇であると考えられていました。しかし、最近では眼圧が正常範囲(10〜20mmHg)であっても、視神経そのものが圧迫に弱いために起こる緑内障が問題視されるようになりました。(正常眼圧緑内障といい、日本人の約7割がこのタイプです。)眼圧が高くないからといって安心は出来なくなりました。
緑内障は、初期段階では視野がかけているということに気が付きません。もし、視野が狭いという自覚ある場合は、かなり進行している段階です。一度欠けた視野は回復することができません。障害が進まない様に、眼圧を下げる目的で点眼薬や内服薬等を用いて治療を行います。
点眼薬や内服薬を使っても、視野の欠損が進行する場合には、外科的治療を行います。
緑内障手術は、視力・視野の悪化を防ぐための予防の手術です。視力が回復したり、視野が広くなったりすることはありません。
■見え方の変化(右眼のみの場合)
緑内障は、早期発見・早期治療をすることで充分な視野と視力を保つことが可能な病気です。決して高齢になってからなる病気ではありませんので、自覚がなくても1年に1回程度は定期的な検診を受けることをお勧めします。
まだまだ暑い日が続くと思われます。
夏の疲れを残さない様に規則正しい生活を心がけ、
しっかり食べ、しっかり睡眠を取りましょう。
(編集委員)
■サイトマップ - 社会医療法人共栄会