秋の演芸会
10月の行事は“秋の演芸会”を行いました。
秋と言えば“芸術の秋”ということもあり、今年はボランティアサークル「ツィンクル」の皆さまにお越しいただき、楽器演奏や歌、手品に日本舞踊と様々な演目を行っていただきました。
皆で一緒に歌えるような音楽や、笑顔になるような手品、息を飲むような日本舞踊の出し物等、色々な演目があったので、あっという間の楽しい時間であったと思います。
皆さまの笑顔や真剣な表情がとても印象的でした。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスがのどや気管支、肺で感染・増殖することによって発症する病気です。インフルエンザの発症者は0〜9歳の小児が約半数を占めているのに対し、死亡者は65歳以上の高齢者が大部分を占めているといわれています。
≪流行時期≫
季節性のインフルエンザは、例年11〜12月頃に流行が始まり、1〜3月にピークを迎えます。インフルエンザの予防ワクチンは、接種をしてから効果が出るまで時間が掛かる為、11月中旬までに接種することが理想です。
≪ 種 類 ≫
◎A型:毎年感染の主体となっているのがA型です。症状は風邪とは違った重い喉の痛みや酷い鼻詰まり、頭痛・高熱です。重篤化すると呼吸器系の合併症を起こす危険性があります。予防ワクチンはA型・B型に対抗するように用意されていますが、A型インフルエンザは媒体(人の体)を通してウイルスが進化していき、新型インフルエンザとなって流行してしまうことも多いです。
◎B型:世界的に大きく感染が広まったことがないのがこのタイプです。一度感染したり、予防ワクチンをすることで効果が長く続きます。症状は腹痛や下痢といった消化器系に影響が出やすいと言われます。
◎C型:これは4歳以下の幼児に感染するもので、鼻水がよく出る鼻風邪のようになるくらいで、症状が出ない時もあります。免疫は一生継続されると言われ、大人でこの型に感染する人はごくまれと言われています。
≪近年のインフルエンザ≫
一般的なインフルエンザは高熱が出るイメージが強いです。しかし、昨年から「熱が出ないインフルエンザ」が流行しています。中には「熱が出ないなら良いではないか」と思う方もいるかもしれません。ところが、熱がないからと仕事に行ったり外出をすることは、“知らないうちに他の方々にインフルエンザを感染させてしまう可能性が高い”ということです。また、熱が出ないことによって、感染したことに気付かずに重症化してしまう恐れがあるのも気を付けなければいけない重要なポイントです。特に高齢者の場合、肺炎になっても分からないことが多いので、風邪症状が出た時には迷わず病院に行くことをお勧めします。
〜入浴でリラックスしてポカポカに温まりましょう
「温泉並の効能や効果が堪能できる“入浴剤”の代わりになるもの」
●生姜風呂
風邪のひき始め、冷え症、疲労回復、血行促進に効果抜群です。
1.生の生姜を1〜2片を皮ごとすりおろします。包丁で細かくきざんでも良いです。
2、ガーゼやフキンなどの布を袋状にし、その中にすりおろした生姜を入れます。生姜をすりおろした時の汁も染み込ませてしまいましょう。
3.生姜を入れた袋は、入浴する15分前に湯船に入れておきます。入浴中は皮膚に長時間触れると刺激が強すぎる場合がありますので、湯船にはいる前に取り出してもよいでしょう。生姜の香りや成分は溶けだしていますので、ひりひりしないようでしたらゆっくり疲れを癒してくださいね。
●みかん(皮)風呂
みかんの皮にはリネモンという成分があります。これが肌の表面に膜を作ることで保湿作用となり、入浴から50分ほど保湿効果が持続します。冬場は湯冷め防止になります。
特に注目なのはみかんの皮を乾燥したものは「陳皮」と呼ばれ、老廃物を排出し、血のめぐりをよくする漢方薬として使われます。
1.みかんの皮をお湯でよく洗い、ワックスを取ります。水気を拭き取り、ザルに並べ天日か日の当たる室内に干します。カラカラになったら、細切りにして保存を。
2.両手いっぱい分の「陳皮」を布袋に入れて、お風呂に入れるだけ。体がポカポカと温まり、香り効果でリラックスできます。血流が良くなるので神経痛やリウマチなどの痛みが和らぎ、みかんの精油成分が皮膚の代謝をよくするので全身がしっとりします。
●ヨモギ風呂
ヨモギを42度〜43度のお風呂に入れて20分入っていればエアロビを2時間行ったのと同じカロリーを消費できるという効果があるそうです。美肌効果・デトックス効果・ダイエット効果・血行促進・冷え改善・肩コリ改善が期待できます。
両手いっぱいの乾燥ヨモギをガーゼなどに包んで、浴槽に入れるだけ。塩を一つまみ入れるとより良いです。アトピーがよくなったという人もいます。
寒さの厳しい季節がやってきます。
皆さん雪道の転倒に気をつけて下さいね。
また体調に気を付けて何かと気ぜわしい年末をお過ごしください。
(編集委員)
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