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ぼだい樹通信 【200号】

これからの時期はアウトドアやイベントが楽しみな季節ですね。また、夏風邪や食中毒なども多い時期となりますので体調管理に気を付けて、北海道の短い夏を楽しみましょう♪


【送迎バス 停留所変更のお知らせ】
送迎バス地下鉄ひばりが丘駅の停留所を下記の通り変更致します。
・変更日:平成27年8月1日(土)〜(7月31日までは今まで通りです)
・変更内容:地下鉄ひばりが丘駅 現在の1番出口から3番出口に変更
※他の送迎バスをご利用される方にもご周知くださいますようお願い申し上げます


【有効期限の確認をお願いします】
◇後期高齢者医療被保険者証
◇重度心身障害者医療受給者証
◇後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証

(※有効期限平成27年7月末)

お住まいの各市町村より新しい被保険者証・受給者証、後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証が7月末までにご自宅に届く予定です。
お手数ですが、届きましたら当施設までご持参願います。ご持参されなかった場合は、救急で医療機関に受診した際に医療費の助成が受けられない場合がございますのでご注意下さい。来所が難しい場合は、担当支援相談員まで送付をお願い致します。
サービス利用の利用者負担について(平成27年8月から変更)
介護保険の介護サービスを利用した場合、利用される方の利用者負担は、原則として要する費用の1割でしたが、一定以上の所得がある方は、平成27年8月から2割となります。

なお、利用者負担額が一定の上限額を超えた時は、申請によりその超えた額が高額介護サービス費として払い戻しされるため、2割となった方の全員の負担が、2倍になる訳ではありません。新しく1割又は2割の利用者負担割合を記載した利用者負担割合証が交付されます(※全員)ご自宅に届きましたら、施設までご持参又は送付をお願い致します。

詳細については、別紙を同封しておりますので、ご参照ください。

8月誕生会のご案内

日 時:平成27年8月19日(木) 15:00-15:45
   ー1階と2階の合同誕生会ー

場 所:娯楽室にて
   ーご家族様の参加をお待ちしておりますー

土曜事務のお知らせ

7月 4日 お  休  み
7月11日 2F 支援相談員 1名
7月18日 介護支援専門員 1名
7月25日 1F 支援相談員 1名
8月 1日 お  休  み
8月 8日 2F 支援相談員 1名
8月15日 事 務 職 員 1名
8月22日 お  休  み
8月29日 事 務 職 員 1名

◎都合により出勤日、担当者が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

8月行事

【共栄会夏祭り
【日程・時間】7月30(木) 10:30-15:30

今年も夏祭りの季節がやってきました。
昨年同様、社会医療法人共栄会として法人全体での夏祭りとなります。札幌トロイカ病院の正面玄関前にて実施し、今年もたくさんの出店を出店予定となっております。夏の風物詩ともなるお祭りを楽しんでいただき、季節を満喫できるように現在準備を進めているところです。

たくさんのご家族様にも参加していただき、一緒に盛り上げていただければ幸いです。
■詳細につきましては先にお送り致しました“夏祭りのご案内”をご参照ください。

■参加のお時間につきましては皆さまからの参加状況の取りまとめ後、ご連絡をさせていただきますのでご了承くださいますようお願い致します。

■なお、当施設の駐車場には限りがございますので、ご来場いただく皆さまには公共交通機関・送迎バスのご利用をお願い致します。皆さまのご協力をお願い申し上げます。

行事ご報告

川下公園散策

6月行事は天気の良い日に合わせ川下公園の散策に出かけてきました。

今年は桜の開花が早かったこともあり、ライラックも早めに見頃を迎えていましたが、園内では草花の鑑賞やリラックスプラザでの飲食など気持ちの良い、穏やかな時間を過ごすことができました。

やはり外出するのは気持ちの良いもので、気分もリフレッシュされたのではないでしょうか。



高齢者のお口の健康

<高齢者のお口の特徴>
●歯と歯周組織が変化する⇒歯と歯肉の境目がくさび形に擦り減ったり、歯肉が退縮して、露出した歯の根に虫歯ができやすくなります。
●舌や口腔粘膜の状態が変化する⇒唾液の分泌量が減る為、舌や粘膜に変化があらわれ、口臭の原因や味覚障害などをひきおこします
●歯肉の炎症がおきやすくなる⇒歯肉が退縮したところに歯垢・歯石が付着したり、入れ歯があたる刺激などで炎症がおこりやすくなります。
●口の中が細菌の培養器になる⇒口のなかは適度な温度と湿度が保たれている為、歯や入れ歯の面に付着した細菌を積極的に取り除かないと、それが栄養になり細菌が増えてしまいます
●入れ歯が合わなくなる⇒入れ歯は使っているうちに、歯の部分がすり減ったり、自分の歯や歯肉の状態が変化して合わなくなってきます。この状態を放置していると、食べ物が噛みにくくなり、又、口の中を傷つけたりします。

<歯とお口の健康チェック>
●固い物が食べにくい、食事にかかる時間が長くなった、自分の歯または入れ歯で左右の奥歯をしっかりと噛みしめられない⇒<食べ物を噛んで処理する力が低下>
●お茶や汁物等でムセることがある、薬が飲み込みにくくなった、食べこぼしがある、食後に口の中に食べ物が残りやすい⇒<飲み込む働きが低下>
●口が渇きやすい、話す時に舌がひっかかる⇒

<口の中が乾燥している(ドライマウス)、口の中が汚れている>

<毎日のお口のお手入れで一生おいしく、安全な食生活を送りましょう>
●自分のお口に合った歯ブラシや歯間ブラシなどを使用し、すみずみまできれいに磨く
●栄養のバランスのとれた食事をしっかり噛んで食べる
●定期的に歯科健診を受ける


廃用症候群とは

人間は持っている機能を使わないと、その機能が低下してしまいます。
これは若い人であっても同じです。例えば病気などで3日間程度安静状態で生活した後、学校や会社に行こうとすると、初めのうちは体がだるくてつらいという経験をした人もいるのではないでしょうか?
廃用症候群とは、このような状態が更に進んだ状態ということができます。

高齢者で寝たきりの人を見た時、高齢による衰弱や、脳血管疾患の後遺症による麻痺等が原因であって、寝たきりなのは仕方がないと考えがちですが、実は寝たきりの高齢者の多くは廃用症候群が原因でありしかも、廃用症候群による寝たきりは多くの場合改善することが可能です。高齢者が廃用症候群になるきっかけの多くは、入院だといわれています。

入院するとその病気を治す為に、多くの場合は安静を保つことになります。これは病気を治すためにはやむを得ないことなのですが、これが廃用症候群の大きな原因になり、病気は治ったものの、寝たきりになってしまったというような事態がおこります。病気は治っているので当然退院することになりますが、退院後自宅又は介護施設で病院と同じように寝たきりのままで介護を続けることによって、機能の低下が進みます。このような状態が高齢者の廃用症候群の典型的なケースです。勿論きっかけは入院だけではなく、普通に生活していた人が風邪等が原因で数日間ベッド上で過ごしたり、高齢者に多い腰痛等が原因で、家に閉じこもったり、日中もベッドや布団の中で過ごすことが多くなったりすることも廃用症候群のきっかけになることがあります。

ある研究によれば、廃用症候群は数週間で確実に現れると考えられています。更には、数日間でも廃用症候群の傾向が現れると指摘する学者もいます。低下するのは筋力低下や関節の拘縮、平衡機能の低下、骨の委縮といった身体機能の低下だけではなく、心臓や肺の機能も低下しますし,自律神経の低下が失禁や便秘につながることもあります。更に精神機能も低下するために、意欲がなくなり、言動や表情にメリハリが無くなります。
廃用症候群による悪影響を知ると、高齢者介護においては、いかに活動性を高めて廃用症候群を予防、改善するといったことが重要かを理解することができます。


【編集後記】

これからも夏祭りや外出行事など楽しい催しがたくさんあります。

体調管理など気をつけて、

皆さま一緒に楽しみましょうね!

(編集委員)


社会医療法人共栄会
WEBサイト札幌トロイカ病院

https://www.kyoueikai.or.jp/



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