豆まき
2月3日(火)は節分でした。
それぞれのフロアには赤鬼と青鬼がやってきましたが、皆さんの「鬼は外!福は内!」の元気な掛け声と豆(紙を丸めて作ったもの)で鬼は成すすべもなく倒れて、逃げ帰っていきました。
邪気を払って福を呼び込み今年もまた一年健康で、また笑顔で過ごせるといいですね!
よく耳にする言葉ですね。経験のある方も少なくないのではないでしょうか。
「ぎっくり腰」とは、日常生活の中で生じた腰の歪みが急激に悪化した結果起こる、急性腰痛の一種です。
年齢や運動習慣の有無、腰痛持ちかどうかに関係なく、誰にでも起きる可能性があります。
そして立っただけ、咳をしただけなど、ほんのささいなことでもぎっくり腰のきっかけになりえます。
★こんな時は特に注意!
・体が冷えている時
・疲れが溜まっている時
・ストレスがたまっていて気分が沈んでいる時
・不意にくしゃみや咳が出た時
・長時間同じ姿勢を続けた後に動き出す時
★もし、ぎっくり腰になってしまったら
痛みが強い間はできるだけ安静を保ちましょう。市販の腰痛ベルトを利用するのも、痛みを和らげたり動きやすくするのに有効な方法の一つです。ぎっくり腰の大半は、屈曲型(前屈み姿勢を多くとったり、長時間の中腰姿勢によって痛みが生じる)と伸展型(腰が反った姿勢を多くとることで痛みが生じる)に分けられます。
少しずつ動けるようになったら、痛みがひどくならない程度の簡単な運動を行う方が、ただ安静にしているよりも痛みの改善効果があります。ただし、転倒や転落による腰痛の場合、あるいは足に力が入らない・発熱が続いているなどの症状がある場合はすぐに病院を受診しましょう。
★ぎっくり腰にならないためには
@自分の姿勢(体の使い方)のくせを知る
猫背になりやすい、腰が反りやすい、どちらか一方の足に体重をかけて立つことが多い、など、日頃の自分の姿勢(体の使い方)を見直してみましょう。鏡で自分の姿を映してみたり、ストレッチをしてみるのもいいですね。
A日常生活での腰の負担を減らす
家事や車の運転、デスクワークといった動作を行う際に、腰に負担のかかりにくい姿勢を心がけてみましょう。
例)布団から起き上がるときに反動をつけない、椅子に深く腰掛ける、前屈みで荷物を持ち上げる時は腕だけを伸ばさず、膝を曲げてから持ち上げる、踵の高い靴は避ける
など…
このほか、ストレッチや筋力トレー二ングを継続的に行うことで、筋力強化や筋肉の血行不良予防を図り、ぎっくり腰を起こりにくくする効果が期待できます。
職員も入所者様とのコミュニケーションは最も大切にしていることです。ちょっとしたポイントをご紹介したいと思います。
●動作や反応が鈍くなりペースが遅くなる ⇒ ペースを合わせましょう
自分のペースではなく高齢者のペースに合わせ、せかさないで“待つ”ことが大切です。本人ができることは手を出さないで見守りましょう。自立支援が高齢者とのコミュニケーションの基本です。
●不安感や疎外感を感じ閉じこもりがちになる ⇒ 聴き上手になりましょう
高齢者は、仕事からの引退、家族関係の変化、身近な人との死別など数々の喪失体験を重ねています。自分の価値観に固執し疎外感を感じたり、身体、経済、社会の変化により将来への不安を感じ閉じこもりがちになるのも特徴です。
高齢者の話をよく聴きましょう。聴き上手とは心を傾けて聴くこと。お年寄りだからと先入観をもたないで、目の前の人をよく観察し、よく聴き、ありのままを受け入れる気持ちが大切です。こうした会話の中から楽しみを引き出し、今できる楽しみを一緒に考えてみましょう。
●話が聴き取りにくい ⇒ 話は簡潔に、わかりやすい言葉で伝えましょう
高齢者は聴力が低下して言葉が聴き取りにくくなったり、早い会話についていけなくなったりするため、話の伝え方に工夫が必要です。相手の能力に合わせ必要なことだけを短く、わかりやすく話しましょう。特に高音部は聴き取りにくくなるため、低めの声で、わかりやすい言葉を使ってゆっくり話し、周囲の騒音にも気を配ります。言葉だけでなく、言葉を補う表情、身振り、姿勢、まなざしなども大切にしましょう。
●自分の価値観に固執しがち ⇒ プライドを大切にしましょう
高齢者は長年培われた本人なりのプライドを持っています。言葉が間違っていたり、話題についていけなくても、否定したり怒ったりせずに、ありのままを受容し傾聴することが大切です。
雪解けも進み、ようやく暖かい日々になってきましたが、
まだまだ気温が落ち着かないこの時期、風邪やインフルエンザ等にならない為にも、
改めて手洗い、うがいをしっかり行って感染しないように意識していきましょう。
(編集委員)
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