ご長寿を祝う会
10月8日(水)にご長寿をお祝いする会を実施致しました。
満年齢で古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)のお祝いの方24名の他、皆さまへ“賀寿の祝”としてご長寿をお祝いさせていただく機会となりました。昼食では「栗ときのこの炊き込みご飯」をはじめとした季節を感じていただけるような食材を用いてお祝い膳をご用意し、皆さまに「おいしいね」と喜んでいただけました。
式典の余興では主に北海道で活躍されており、和太鼓を柱として伝統芸能の流れを組みながら新しい太鼓の響きを生み出す「新芸能集団 乱拍子」の皆さまを招いてわらべ歌と獅子舞の演舞を見ることができました。
皆さまを笑顔にする“わらべ歌”から圧巻のパフォーマンスを見せてくれた“獅子舞”まであっという間の時間でした。最後は会場にいた皆さま全員が幸せな一年になるようにと獅子舞に頭を噛んでもらうプレゼントを頂戴しました。
これでまた1年、元気に過ごせそうですね♪
〜腰痛体操〜
この号が皆さんのお手元に届くのは、もう初冠雪の便りがきかれている頃でしょうか…。北海道の冬といえば避けて通れないのが、そう!雪かきです。雪かきは、肩や腰に大きな負担のかかる動作が多く、毎年頭を悩まされている方も多いのではないでしょうか。そこで今月は来たる冬(雪かき!?)に備えるべく、『腰痛体操』をご紹介します。
1・股関節と背筋のストレッチ
あおむけに寝た状態で片方の膝を抱えます。そのまま10〜20秒保持します。
伸ばしている方の足が浮いたり腰が痛くなる場合は、膝の下に枕などを入れて床との隙間を埋めて下さい。
2・ブリッジ(お尻上げ)
両膝を立ててあおむけに寝ます。おへそを引っ込めるように意識してお尻をゆっくりと上げます。腰が反らないように注意しながら10回行います。
3・腹筋運動
両膝を立ててあおむけに寝ます。おへその辺りに両手をあて、その手を見るようなつもりで頭を持ち上げて5〜10回行います。
頭を持ち上げた時に、おへその上に力が入っている(腹筋が硬くなっている)ことが確認できれば十分です。決して頭を高く持ち上げる必要はありません(かえって腰痛の原因になります)。
4・膝倒し(腰ひねり)※現在腰痛のある方は行わないでください。
両膝を立ててあおむけに寝て、両足をそろえたまま膝を片側に倒します。その後反対側へ倒し左右各10回行います。
膝が倒れた方向と反対側のわき腹が伸ばされて「気持ちいい」と感じる程度にとどめて下さい。膝を正面に戻す時に反動がつきやすいので、ゆっくり行いましょう。両足をそろえて行うのが難しい場合は、膝の間にクッションや丸めたバスタオルなどをはさんでみてください。
これらの運動は腰回りや股関節の筋肉の疲れやこわばりを軽減させ、筋肉のバランスを整えて腰痛を発生しにくくし、すでに発生している腰痛も緩和させる効果があります(入所者様のリハビリにもとりいれています)。
ポイントは「息を止めないこと」「痛みが出ない範囲で行うこと」「勢い(反動)をつけないこと」です。
寒さに、そして雪に負けないカラダづくりを今から始めてみませんか?
日々寒くなり、お風呂が恋しい季節となりました。お風呂に入ると体も温まり
リラックス出来ますよね。入浴の効果は3つあると言われています。
@ 温熱作用〜体を温める働きのことです。湯船につかると、体温が上がり、皮膚の毛細血管が広がって血流がよくなります。それにより、新陳代謝が高まって体内の老廃物や疲労物質が取り除かれ、疲労回復やコリ、痛みがやわらぎます。
A 水圧作用〜体にかかる水の圧力のことです。この圧力はウエストが3〜5cmも細くなるほどで、体の表面だけでなく、皮下の血管にも加わります。そのため、手足にたまった血液が押し戻されて心臓の働きが活発になり、血液やリンパの流れを良くします。
B 浮力作用〜体重が軽くなる働きのことです。プールや海に入ると体が浮くように、湯船でも浮力が働いていて、体重は普段の10分の1になります。そのため、体重を支えている筋肉や関節を休ませることができ、体全体の緊張がほぐれます。
皆さまはお湯の温度は熱めですか?それともぬるめですか?
実は湯の温度で効果が全く異なります。心身ともに休息させてリラックスしたいときは、ぬるめが正解です。夏なら38〜40℃、冬なら41℃位のややぬるい湯にじっくりつかりましょう。ぬるめの湯につかると、脳内の副交感神経が刺激されます。副交感神経とは、体を緊張からときほぐしてリラックスさせる神経です。入浴以外では、睡眠中や食事中に強く働き、心身を休ませて疲れを癒してくれます。反対に42℃以上の熱い湯は交換神経が優位になります。心臓の鼓動が高まり、血の巡りが活発になって、体はいわゆるエネルギッシュ状態になります。仕事をしているときなどは、この交換神経が活発に働いていると考えられます。つまり、気分をリラックスさせてストレス解消したいときはぬるめの湯、しゃきっとしたいときは、熱めの湯が効果的です。
また、冷え症の人には、ややぬるめの湯が効果的です。熱い湯では短時間しか入れず、体の表面が赤くなるばかりで芯まで温まりません。ぬるめの湯ならじっくり湯につかることができるので体がしっかり温まり、血行が促進されるからです。半身浴で20分以上を目安にして入浴すると良いといわれています。
日頃温泉も良いですが、家のお風呂でゆっくり入るのも良いと思いますよ。
特にこの時期は、季節の変わり目なので健康管理などにも、十分気を付けてお過ごし下さいね。
私も冷え症なので、
ぬるめの湯でゆっくりお風呂に入り、
その後は夜更かしをせずに、
体が温まった状態でベッドに入るようにしたいと思います。
(編集委員)
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