寿司バイキング
3月12日(1Fフロア)、3月26日(2Fフロア)に毎年好評の寿司バイキングを開催致しました。
職人の方が目の前で握ってくれるお寿司を「美味しいね!」と言いながら笑顔で食べている姿が印象的でした。定番のマグロ、サーモン、甘エビ、カニ、〆サバ等の他、炙りメニューも準備し、見ているだけでお腹が減って食欲が増しそうでしたね。
ご参加いただいたご家族の皆さま、本当にありがとうございました。
おかげさまで1Fフロア・2Fフロア共にそれぞれ和やかで、且つ活気ある雰囲気で会を実施することができました。
今後とも皆さまのご協力を宜しくお願い致します。
認知症は早期発見・早期治療が基本となります。「あれ?」と思ったら、まず病院などに相談をしましょう。こんな症状があったら、認知症かもしれません。チェックしてみましょう。
★「同じことを何度も言う」と周りから言われることが多くなった
★探し物をしていることが多い
★財布や貯金通帳など大切なものがなくなる
★約束を忘れたり、待ち合わせの場所にうまく行けなくなった
★片付けや料理、車の運転がうまくいかなくなった
★身だしなみに気をつけることが面倒くさくなった
★趣味や好きなことに関心がなくなった
★何をするにも億劫になった
○認知症を防ぐために今日からできることをしていきましょう
■ウォーキングやゆっくりした運動を心がけましょう
息切れしない程度のゆっくりした運動、具体的にはウォーキングや散歩、ラジオ体操などがお勧めです。1日に30分前後、週4日程度行いましょう。
■生活習慣病をちゃんと治療する
糖尿病や高血圧をきちんと治療することで、認知症の発症や進行を防ぐことが分かっています。ここで大切なことは、40〜60代のできるだけ早い段階で治療に取り組むこと。高齢期になってから一生懸命治療しても、認知症の予防効果があるかどうかは分かっていません。
■しっかり眠って疲れをためない
睡眠をしっかりとる人は認知症の危険性が減少するというデータが出ています。
睡眠不足の脳にアミロノイドβという物質がたまり認知症を招く可能性があると考えられています。
■不飽和脂肪酸やポリフェノール、乳製品を取る
認知症予防に効果を持つ食品として期待されているのは、第一に魚介類や植物性オイルなどの不飽和脂肪酸を含む食品、第二にトマト(リコピン)、カレースパイス(クルクミン)、緑茶(カテキン)などポリフェノールを含む食品です。また最近、乳製品や大豆製品、野菜を多く食べることで発生リスクを低下させることも分かってきました。
■趣味や人との交流を積極的に
認知症の予防には、観劇、音楽鑑賞、読書、文章の執筆、集団的な習い事、旅行、スポーツ観戦などの知的な余暇活動や、町内会やお祭り、ボランティアなどの社会的な活動に参加することも大切です。芸術やスポーツにおける感動や、社会活動で抱く人に対する共感が脳を活性化してくれます。
春は明るい日差しと色とりどりの花々が一斉に開花し、気分も高揚しお花見気分というイメージが強いですが、実はメンタルにとっては一番大敵な季節でもあります。
そのひとつは生活上、人生上の「変化」がたくさん重なりやすいということです。ですが、何も変化がないという人にとってもメンタル的な不調が起こりやすい季節です。というのは、生物学的な環境が不安定になるからなのです。
花冷え、寒の戻りという言葉があるように3月、4月はとかく気温が不安定です。冬さながらの寒い日もあれば、5月の連休のような陽気の日もあります。すると、体はどうなるか?というと自律神経がこの気温の変化に対応しようと悪戦苦闘しはじめるのです。
人間は一定が大好きな生物です。体温は一定、脈拍も一定、皮膚や髪の毛のターンオーバーも一定、消化・排泄リズムも一定。この一定に体内環境を保っているのが、交感神経と副交感神経からなる自律神経系です。気温が不安定な春はこの自律神経系が気温のアップ・ダウンに対応するために、いつも以上に働かねばならなくなります。なのでもともと自律神経系が弱い人や、生理周期などで乱れがちの女性などは、機能不全に陥りやすくなってしまいます。
すると、神経系がコントロールしている気持ち、ココロも不安定になり、イライラ、不安、ゆううつ感、妙なあせり感などが出てきてしまったりするのです。
体調的にも便秘や下痢などの胃腸障害、体の倦怠感や肩こり、不眠、過眠、頭痛などの自律神経が影響する体調不良が起こりやすくなります。ですから、自律神経失調症、更年期障害、うつ病、神経症、過敏性大腸炎、不眠症、心身症などのもともとココロや体の病気をお持ちの方には、春はとても辛い季節かもしれません。
この春のメンタルをできるだけ安定させるためには、まずはたっぷりの良い睡眠をとり、たっぷりの良い栄養をとることです。
そこで良い睡眠・良い栄養を以下にまとめました。
■睡眠時間は8時間睡眠にこだわらず、眠気がきてから床に入るほうが良い
■寝不足の時は、日中眠ければ1時間以内の昼寝をして、その日は早寝する
■眠る前にアルコール、コーヒー、紅茶を飲んだり、タバコを吸ったりしない
■寝る直前の入浴は避ける
■良質なたんぱく質をたくさんとり、たっぷりのビタミンとミネラルをとる
二年間に渡りぼだい樹通信を担当させていただきましたが、今号で最後となりました。
来月からは新しい担当職員が担当致します。
つたない文章であり、ご家族様に関心をもっていただける内容であったかと反省されますが、
ご拝読いただきありがとうございました。
(編集委員)