ぼだい樹夏祭り
8月8日(水)は毎年恒例の夏祭りを行いました。
今年はぼだい樹のみで行いましたが、アットホームな雰囲気の中、浴衣を着たり出店やゲームを回って頂き、いつもと違う表情で楽しんで頂きました。特に盆踊りは大変盛り上がり、思いっきり踊りを楽しんでいる方もいれば、車椅子の方も手拍子をするなど笑顔で盆踊りの輪の中に参加されていました。
あっという間の一日でしたが、入所者様の生き生きとした笑顔を見ることが出来ました。
また、たくさんのご家族様にもご参加頂き、嬉しく思っております。どうもありがとうございました!!
来年もまた宜しくお願い致します。
9月ですね。少しずつ涼しく、そして肌寒くなってくる季節が今年も訪れようとしています。「秋」といえば、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、芸術の秋と何かにチャレンジしたくなる季節でもあると思います。
簡単な頭の体操にチャレンジしてみましょう
習慣で物事を行うことが多くありませんか?
習慣化された行動には考えるという作業が伴いにくいものです。意識的に考える作業は脳を活性化させるといわれています(特に集中力や情報処理能力が活性化されると言われています。)
計算や漢字のドリルなど認知症予防のドリルはたくさんありますが、楽しみながら行うということも脳機能の活性化には大切だとも言われています。また、たまにではなく、短い時間でも毎日行うことで効果が高まるという研究結果もあるそうです。
是非、お子様やお孫さんたちと楽しみながら
やってみてください。
脳は使わないでいると衰えます。これは体の他の部分と同じなのです。運動を怠ると体がなまりますし、高齢者がしばらく入院してそのまま寝たきりになってしまうように、脳も使わないと衰えてしまいます。(老人性認知症はこういった脳を使わないことによることもあります。)
脳は難しいことを考える時にばかり使われるわけではなく、指先を使えば脳に刺激が行きますし、感動するのも脳を使っています。テレビをボーッと見ている時には脳はほとんど働いていませんが、大笑いは脳にもプラスです。また、テレビゲームは脳トレーニングにも良い働きをもつことが分かっています。
好きなこと(趣味)をしている時には脳は活発に動いていますから、趣味をもつことは大いに脳を助けます。つまり、受動的ではなく能動的に、積極的に生活をすることが脳に活力をあたえ、良い刺激を与え、活性化につながるのです。
認知症の人の家庭でできる脳の活性化によいこと
施設や病院などでは、専門家が認知症の人それぞれの状態に合わせてプログラムを組み、実施しますが、家庭でもできることもあります。
@楽しかった日々を回想しながら、話しかけてあげましょう。昔の写真、思い出の品、よく使っていた生活道具など見ながら行なうとよいでしょう。
A懐かしい歌を聴いたり歌ったりしましょう。
B趣味にしていたものをまた、始めてみましょう。料理、カラオケ、手工芸など好きだったことを復活させましょう。
C運動をして、全身の血流をよくしましょう。簡単な体操や天気の良い日は一緒に散歩をしましょう。
D犬や猫などが好きであれば、飼うのもよいことです。
E花や植物を育てる喜びを一緒に楽しみましょう。
秋の風が心地よい季節となってきました。
読書の秋、スポーツの秋…やっぱり食欲の秋でしょうか。
温泉にも行って夏の疲れをとりたいと思っています。
(編集委員)
■サイトマップ - 社会医療法人共栄会