外部余興
今年の外部余興では、塚田様をお呼びして手品の実演をして頂きました。
今回は、1階(4月5日)2階(4月19日)と鑑賞日を別にして行いました。入所者様は目の前でテンポよく次々と繰り広げられるマジックに、目を輝かせて見入っていました。
一部分入所者様や職員もマジックの中に参加したり、紐を使ったマジックの種明かしをして貰う等して最後まで集中して楽しまれていました。
華やかなマジックと多くの拍手が印象的で、大変盛り上がるマジックショーとなりました。塚田様 素晴らしいマジックショーをどうもありがとうございました!!
今回は介護食と嚥下食の違いについて簡単にお話したいと思います。
最近書店では、『高齢者の食事』の本が出回っていますね。興味を持たれてページをめくられたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
介護食とは、「普通の食事が食べにくい人のために食べやすく配慮した食事」をいいます。
嚥下食とは、「嚥下障害のある方にとって食べやすく配慮された食事」をいいます。
介護食では「やわらかさ」や「噛みやすさ」をベースにした調理法が、
嚥下食では「やわらかさ」以外に「凝集性(まとまりやすさ)」、「付着性(べたべたしない)」という口の機能に合わせた食事の調理法が障害の段階別に書かれてあることが多いようです。
いずれも用途に合わせて上手に活用されるとよいと思います。
最近、硬いものが噛みにくい、葉物が食べにくい、入れ歯のため以前食べていたものが食べにくいなど噛むことが難しいと感じることはありませんか?心当たりのある方は、こんな方法を試してみてはいかがでしょうか。
@いつもより少し軟らかく煮炊きしてみる
A葉物であれば硬い芯を取り除いたり、茎を包丁の柄で叩いたりした上で丸めて少し厚み(4〜8o程度)を持たせる
B厚みのあるものには隠し包丁を入れる等の工夫をする
C繊維のあるものは繊維を断ち切って細切りにする 例えば牛蒡は斜め薄切りにしてから、千切りにしてきんぴらなどにすると噛みやすくなります。
施設では個人対応が難しい為なかなかこのひと手間をかけることは出来ませんが、家庭でならちょっとの工夫で以前と同じように食事を楽しんで食べることが出来ると思いますので是非一度試してみて下さい。
ただし、噛むのが面倒になってきたからといって噛まなくてよいものばかり食べるのは、口の機能を低下させる原因となります。適度に硬さのあるものも取り入れた食事を摂るようにしましょう。
ここで注意!!
病院や施設で、「嚥下障害あり」とされた場合です。噛むことだけでなく、口から食道にかけての機能が、障害や加齢による機能低下によって上手に食べることができなくなっています。
食べやすく(飲み込みやすく)するための工夫が必要となります。
軟らかさを均一にする(口の中で硬さに違いのあるものが一緒にならないように工夫する)、
口の中でまとまりやすい形態を作る(あまり噛まなくても口の中で飲み込みやすい塊になるように工夫する例えばつなぎを使う、あえる、トロミあんをかける)、
硬さは箸やスプーンでも簡単に切れるくらいを心掛ける等介護食とはまた異なる配慮が必要となります。
レクリエーションを通じて、遊びながら楽しんで身体効果が得られ、意欲心を高める効果も得られます。
ぼだい樹では、専門の委員会を設けて、様々な活動を企画し実施しています。
例えば・・・
◎ゲーム
輪投げ、買い物ゲーム、連想ゲームなど月に2・3回行なっています。
◎手工芸
季節を感じるような、ちぎり絵や飾り物など作っています。
◎墨 絵
季節に合わせた題材の手本の絵を用意し、模写しています。
◎チェアビクス(毎週火曜日)
専門の先生により、椅子に座ったまま音楽に合わせて有酸素運動を行なっています。
◎音楽教室(毎週金曜日)
音楽療法士により、おしゃべりを交えながら懐かしい歌を歌っています。
◎喫茶「和」(月1回)
娯楽室などを喫茶店のような空間にセッティングし、ゆっくりくつろいで飲み物や お菓子を味わっていただいています。
他にも時代劇等のDVD鑑賞や塗り絵など毎月趣向を凝らして行なっています。
ご面会の際に見学や参加されては、いかがでしょうか。
やっと桜の季節になってきました。
今年は天気のよい日に、白石サイクリングロードの桜のトンネルを
自転車で走ってみたいと思っています。
(編集委員)
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