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ぼだい樹通信 【155号】

木々が色づき始め、街の公園や街路樹も見事に黄色や赤色に染まり鮮やかな季節、一気に秋の深まりを感じる月ですね。朝晩の気温差はありますが、まだまだ日中の日差しは暖かい日があります。休日にはご家族で紅葉を楽しみながら公園散策をするのも良いのではないでしょうか。体調には十分お気をつけ下さい。


【インフルエンザ予防接種のお知らせ】
今年度も入所者の皆様にインフルエンザ予防接種を実施致します。あくまでも、入所者様の意思に基づき実施することになっておりますが、集団生活上、可能な限り皆様全員に接種をお願いしております。

「流行した新型インフルエンサ」は平23 年4 月より「季節性インフルエンサと同様の扱い」となりました。
実施時期 / 平成23年11月1日頃より順次接種予定
接種回数 / 1 回
自己負担 / 1,000円 (札幌市)※各市町村により異なります
※自己負担分は施設利用料金と一緒に請求させていただきます。


生活保護世帯の方、市民税非課税世帯の方(世帯全員が非課税の場合)は証明書を提出することで料金が免除されます。予診票提出時に証明書も一緒に提出願います。

詳しくは同封しました『予防接種のお知らせ・予防接種予診表』(各市町村より)をお読み下さい。
予診票は記入例を参考に必要事項記入の上、
10月20日(木)までに事務窓口へ郵送または、持参をお願い致します。

ご不明な点がございましたら担当相談員までご連絡下さい。

土曜事務のお知らせ

10月 1日 お  休  み
10月 8日 2F 支援相談員 1名
10月15日 1F 支援相談員 1名
10月22日 お  休  み
10月29日 介護支援専門員 1名
11月 5日 お  休  み
11月12日 2F 支援相談員 1名
11月19日 介護支援専門員 1名
11月26日 1F 支援相談員 1名

◎都合により出勤日、担当者が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

11月行事

交流会14:00-14:50
日時:11月30日(水)


今年も東川下小学校の児童が来所し、日頃の活動を披露してくれます!

昨年は歌、楽器演奏、劇、ダンス、よさこいなどでしたが、今年はどんなものを披露してくれるでしょうか。
皆様お楽しみに!

詳細については決まり次第、ポスターにてお知らせします。

【お願い】
『ベルマーク』と
『リングプル』を

集めています。
交流会の最後に児童に渡す予定でいます。

ご持参の際には、事務所またはステーション職員までお渡し下さい。
皆様、ご協力宜しくお願い致します。

行事ご報告

長寿を祝う会
去る、9月17日(土)に1Fレクルームにて「長寿を祝う会」を実施しました。

今年は昨年までと内容を一変し、アットホームな雰囲気の中でお祝いし、和やかに楽しい時間を過ごして頂こうと企画しました。
当日、昼食会では秋の味覚満載の松花堂弁当を皆様で食べて、祝う会ではお祝い者の表彰に始まり、余興(ジャズの生演奏)、思い出のスライドショーを楽しんで頂きました。
特に、聴く機会の少ない生の音楽は、入所者様にとっても大好評でした。(手拍子でリズムをとったり、感激して涙ぐまれる方もいました。)

また、最後に担当職員が苦労して作った特大のくす玉も無事に割れ、盛大の内に終了しました。

3連休初日での開催でしたが、昼食会、祝う会ともに多数のご家族様に参加して頂きありがとうございました。
お祝い者の方はもちろん、入所者の皆様おめでとうございます!!!


褥瘡予防対策委員会からのお知らせ

褥瘡とは、長時間ベッドに寝ているお年寄りや、車椅子を利用しているお年寄りに多く見られる、いわゆる『床ずれ』と呼ばれるもので、ぼだい樹では、褥瘡を予防する為に毎月委員による会議が行われています。

構成職員は、
・施設長
・療養長
・事務課長
・看護職員
・介護職員
・支援相談員
・リハビリテーション職員
で運営しています。

褥瘡は一度できてしまうと、完治するまでに長い時間がかかってしまいます。そこで、出来ないように予防することが大切となってきます。
今回は、そんな褥瘡予防に関して紹介したいと思います。

褥瘡が特にできやすい部位は骨が突出した部位で、

仰向けに寝ている場合は
後頭部、
肩甲骨部、
仙骨部、
踵部、
肘頭部
など、

横向きの場合は
耳介部、
肩、
大転子部、
膝と膝がすれる部分、
踵部
などです。

特に体重がかかる腰からおしりにかけての部分は、要注意です。

又、ずれ力(皮膚が引っ張られるような斜めの力)がかかると、通常の圧力に比べて何倍も褥瘡になりやすい事が報告されていますので、車イス乗車中や、ベッドの背を斜めに上げている場合など、特に注意が必要となります。

予防する為のポイントは大きく分けて以下の2点です。

(1) 寝る(座る)姿勢
圧やずれ力が長時間かからないようにし、寝る(座る)ときの姿勢に注意します。自力で体位を変えられない方が寝ている場合は、体交枕を使用し、長時間、圧がかからないよう2〜3時間ごとに体位交換を行ないます。また、在宅などで体位交換が難しい場合、体圧分散のマットレスを使用すると良いです。空気圧によって自動的に体圧のかかる部位を変化させ、体交と同様の効果を得るエアーマットなども効果的です。座っている場合も同様に、姿勢を変えるなどして体圧のかかる部位を変化させましょう。衣服や寝具のヨレ、ゴミなどにも注意してください。褥瘡の第一段階である発赤の原因にもつながります。

(2) 栄養
栄養状態を良好に保つことも大切です。栄養のバランスに気を付けながら、エネルギー、タンパク質、ビタミンCや亜鉛などが不足しないようにします。また、栄養をきちんと摂るため、義歯や口の中の状態、食事摂取量や食欲の有無、胃腸の具合もチェックしておくことも重要です。
栄養補助食品として、高カロリーの飲み物、ゼリーなども市販されています。


インフルエンザについて

〜基礎知識編

インフルエンザは、例年11月頃から散発的に発生し爆発的な患者数の増加を示し、1月下旬から2月にピークを迎えた後、急速に患者数の減少を経て4月上旬頃までに終息する。

●感染経路
@飛沫感染:感染者のくしゃみや咳などでウィルスが放出され、吸いこんだ人へ感染する。
A接触感染:手指を介して感染する。

●症状
・38度以上の発熱(高齢者の場合、それほど高熱にならないこともある。)
・頭痛
・関節痛
・筋肉痛
などの全身症状、
・のどの痛み
・鼻汁
・咳
などの呼吸器症状

合併症として、肺炎、脳炎、髄膜炎、心臓障害、筋肉、神経障害など

●潜伏期間
・通常1〜3日

●感染予防
・ワクチン接種
・うがい、手洗い
・不織布マスクの着用
・流行時に外出を控える
・換気、
・施設の衛生の確保、加湿器の設置

【 施設内において ・・】
感染力が非常に強いため施設内に持ち込まないことが感染防止の基本。
入所者様の外泊時には、外泊先にインフルエンザにかかっている人がいないかあらかじめ確認し、入所者様が外泊から戻った際に健康チエックを実施。
面会者への対応としては、マスクの使用や面会者の制限など協力を依頼。

●発生時の対応
高齢者はインフルエンザにかかった場合、急激に症状・病態が悪化し肺炎などの合併症をおこし重症化しやすいため十分な全身管理を行う。状況に応じ医療機関への入院も検討。
発症早期の診断、抗インフルエンザウイルス薬投与が有効であることもあるが医師が特に必要と判断した場合にのみ投与する。可能な限りの個室提供、または個室状態の設定。

集団感染した場合には施設内において多くの人が集まる活動の中止を検討する。


【感染予防対策委員会より】
風邪やインフルエンザが流行する季節になってきました。
ぼだい樹では、入所者様への感染を極力防ぎたいと考えております。
そのため、ご家族様の中で風邪をひいている方がいる場合には面会・外出泊を控えて頂くようご協力をお願い致します。


【編集後記】

食欲の秋です。

美味しい旬の物を沢山食べてインフルエンザに備えましょう。

(笑)

(編集委員)


社会医療法人共栄会
WEBサイト札幌トロイカ病院

https://www.kyoueikai.or.jp/



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