5月 お花見
北海道・札幌にもやっと桜前線が到着し、開花宣言が発表された5月10日(月)に5月行事として、車窓からのお花見を実施しました。
今年は4月の気温が低く開花が遅かったため、行事までに間に合うか不安でしたが大通公園の桜を見ながら、大倉山へ向かいました。
大倉山では小休憩をとり、札幌の街並みを眺めながら、お菓子を食べ、北海道の遅い春を満喫でき、施設とはまた違う入所者様の表情を見ることができました。
午前中だけという短い時間でしたが、帰所後には
「楽しかったよ。もっと長い時間見ていたかったな〜。」
「いい気分転換になったよ。また連れっていってね。」
と感想が聞かれました。
まだまだ今月・来月と外出行事が続けて予定されています。
しかし、施設の行事だけでは十分な時間をとることができないのが現状です。
ご家族様のお時間が許す限り、外出泊の機会を検討して頂けたらと思います。
不安な点などはアドバイスさせて頂きますので、お気軽にお問合わせ下さい。
〜ぼだい樹委員会より
■委員会の活動内容と構成
介護老人保健施設では、転倒の危険性があるからといって、ベッドや車イスに縛り付ける、など身体の自由を奪う「身体拘束」が原則として禁止されています。
身体拘束は入所者様の尊厳を傷つけるものであり、高齢者虐待につながります。
そこで委員会では質の高い看護、介護を目指す為に身体拘束をしないサービス提供を検討しています。
構成職員は
@施設長
A療養長
Bリハビリテーション職員
C看護職員
D介護職員
E事務職員
で運営しています。
■身体拘束がもたらす弊害
@身体的弊害
関節の萎縮、筋力の低下といった身体機能の低下や圧迫部位の褥瘡発生などの外的弊害。食欲の低下、心肺機能や感染症への抵抗力の低下などの内的弊害。本来のケアにおいて追求されるべき「高齢者の機能回復」という目標とは、まさに正反対の結果を招くおそれがあります。
A精神的弊害
入所者様に不安や怒り、屈辱、あきらめといった大きな精神的苦痛を与え、人間としての尊厳を侵してしまいます。身体拘束によって認知症がさらに進行し、せん妄の頻発をもたらすおそれもあります。また、入所者様のご家族様も親や配偶者が身体拘束をされている姿を見た時に混乱し、後悔し、そして罪悪感にさいなまれ、大きな精神的苦痛を感じるご家族様が多いといわれています。
B社会的弊害
身体拘束は、看護、介護スタッフ自信の士気の低下を招くばかりか、介護保険施設等に対する社会的不信や偏見を引き起こすおそれがあります。身体拘束による高齢者の心身機能の低下はその人のQOL(クオリティー・オブ・ライフ:生活の質)を低下させるのみでなく、さらなる医療的処置を生じさせ経済的にも少なからぬ影響をもたらします。
以上の事から今後も身体拘束をせず、入所者様が安全に過ごせるように委員会はじめ施設職員全体で努力して参りますのでご家族様のご理解、ご協力を宜しくお願い致します。
北海道には美味しい物がたくさんあります。
海産物や乳製品。
私は水とお米が造りだすお酒が大好きです。
先日、旭川で地酒を買い至福の時を過ごしました。
(編集委員)
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