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 まずは、1983年、昭和58年4月、個人の精神科病院としてスタートしてから四半世紀、毎年のように医療と福祉の拡大と拡充が諮られてきました。15年間、公開していたホームページは旧式化し、現状から懸け離れてしまい、この度、遅ればせ乍ら新たなホームページに更新という運びになりました。この機会に際して、具体的な紹介は以下に譲るとしまして、いささかの老婆心の誹りを免れませんが、今日まで一貫して共栄会を支えてきた治療と運営についての考え方を述べて、皆様の御理解を賜わりたい所存です。
 第一に、治療対象者の分類です。 @私達人類固有に存在する統合失調症 A長寿社会の老人性認知症 B現代社会の各種うつ病症候群 C精神失調を基盤とした司法精神医学の範疇である非行や犯罪等の問題行動を呈する症候群の四郡に分かれます。
 第二に、チーム医療に基づいた、治療技法の薬物療法と精神療法を説明します。前者は大脳及び身体生理学に基づくホルモン学を駆使し、主に急性期と回復期の症状に対して精神薬理学専攻の精神科専門医、及び内科系専門医による治療です。後者は臨床心理士及び作業療法士による心理分析学及び精神病理学を駆使し、再発予防はもとより、認知と行為等の残遺症状や人格障害に対する総合的なリハビリテーションです。
 第三に、治療のゴールとして、厚生労働省の施策である地域医療の達成であります。この実現のために私達は、日本で生まれ、イギリスで育ち、そしてオランダで結実したM.ジョーンズの治療共同体の思想を再認識することです。即ち、治療共同体はその成熟に伴い、症状の再燃や再発のリスクに対して相乗的に自浄能力が増すことを多々経験してきました。従って、当法人は、将来的には日本の古き良き時代の漁村・農村・山村の様な互助能力の高い集落をイメージする共同社会を目指しています。
 終わりに際しまして、アクセスされた皆様からの共栄会治療共同体についての御理解と御賛同を頂ければ幸いに存じます。
2007年 春
 医療法人共栄会 理事長 有田矩明
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